時は既に先月！！ なかなかに多忙な期間だったのですがもうセッションしないと死ぬ、ぜってぇ死ぬ、精神の熱力学的死を迎える！！ って感じだったのでセッションできませんか！！と準備時間ギリギリの中（またか）叫んだところ、なんと集まっていただきました。ありがてぇ……ありがてぇ……！！
そして呼んだからにはＧＭをせねば！と思っていたところ、よねちょさんから「いそがしいみたいなんで、ＧＭこっちでやりますよ」というイケメンカバーいただきました！！ 惚れてまう……。というわけで、デッドラインヒーローズ行くぜェッ！！
■デッドラインヒーローズＲＰＧ『サイドキッククライシス』
ＧＭはよねちょさん、シナリオはロンメルゲームズの同人誌『パワー・トゥ・ザ・ピープル』より……ご存知の通り、ロンメルゲームズはデッドラインヒーローズＲＰＧを開発してるとこなので、事実上の公式サプリメントといってもいいかも知れません。
シナリオ内容は、ヒーローの介添え人たる「サイドキック」をヒロインに据え、シンプルかつ重たい問いかけ（クエリー）が刺さる、さすが公式、って感じの切れ味。よねちょさんには落ち着きと必要なタイミングでの盛り上げで印象的に捌いていただきました。よねちょさんのマスタリング、安心感がスゴイ！
というわけで、ついにサイドキックに死刑判決がくだった！！状態でオカルトヴィラン組織メイヘムとガチンコするのは以下の３人のヒーローです。
▼「ダーク・スター」ジャニス・ブライト 年齢性別不明（男性？）
オリジン：サイオン＋ミスティック
生まれついての不定形の闇体質という、異形化度合いがデカ過ぎるサイオン。旅のミスティックに教わった闇を操る魔法で、どうにか生存圏を確立できたことから、パワーを人のために使うという信念を持つ。普段は私立探偵をやってるアヤシイ包帯男だが、戦闘時は無数の腕を持つ直立した影法師というどう見てもヴィランな外見となって暴れるぞ。今回はサイドキックの気のいいボーイを助けるために奮戦だ。
ＰＬは田中。
▼「ギロチン・カッター」エスポアール 外見１５歳女性
オリジン：ハービンジャー
異界「魔法少女惑星」から召還された魔法少女星人。ピンクのビームで悪を改心！みたいな世界律の中、ひとりガチの斬首ビームで戦っていた鼻摘み者ゆえに、同じようにコミュニティから排斥された者への情は篤く、彼ら彼女等を集めた超人アパートを管理している。皮肉屋で口はわるいが、正義感と人の良さが全く隠せていない。かっこいいツンデレ。
ＰＬは新米さん。
▼「ヘルメス・アイ」ジェラルド・ジェッド・ジェンドリン・Jr. ８０歳男性
オリジン：ミスティック
自作のスーパーパワードスーツにて何度も難行を成し遂げ、ガーディアンシックス創設にも関わった世界で最も有名なヒーロー。地味にパワードスーツのアップデートを続けてきたため、現在のほうが全盛期よりも強いという妖怪ジジイにして伊達男。正論を実行する実力の伴った老害という、世界で最も厄介な人種。無敵の不労所得（《大富豪》）で成功率もダメージも荒稼ぎする経済の鬼。
ＰＬは二次元さん。
■雑感
いや超絶楽しかった（挨拶）。デッドラインヒーローズの「軽さ」と「食いごたえ」の両立はもう神がかった領域に突入してますね……。とにかく、リマークはＰＬに任せてしまえばいいので（不慣れなようならサジェストしてもいいし、よねちょさんは今回細やかに提案してくれました）、シナリオとしてはどんなクエリーをどう提示するかに注力すればいいのが、結果としてシナリオの骨の太さを高め、ＰＬもそれに集中すればいい……という好循環を発生させてくれてますね。
また、ＰＬとしては２回目で確信しましたが、戦闘がたのしい！ 前にTwitterのＴＬに流れてきた言説で「最近のシステムは、キャラの作りこみだけじゃなくて、そこにあるキャラクターをどう動かすかという面白さの方向性も強くなってる」というものがありまして、ああ、これがそういう感覚かなと勝手に納得した次第です。どんなデータでも戦場によってやるべきことが変わってくるのはいいですよね。
その上でデータをメイクする楽しさも、やはりあり。今回は特にエスポアールの超回復と、ジェラルドの大富豪が猛威をふるっておりました。デッドライン状態入ってからの全回復は負ける気がしなかったし、ジェラルドは支援のコストがつきないので非常に頼りがいがありましたね。なお、僕は「闇作って中からダークマスター撃てばつよいはず！」というコンセプトでしたが、闇作ってる暇がなくて、延々ロブスターバサミで攻撃してました。キャラクター性をかなぐり捨てるのもまた、データ運用さね……。
プレイングも皆様キレキレで、他ＰＣに積極的に絡んでクエリーを問い直したり、新たなクエリーを発したりするエスポアール、自分自身の確固たるキャラクター性を前面に押し出して空気を作ったジェラルド、ともにＰＣ�■丕鱈�のお手本のような動きで、やっぱ、いい面子と遊ばせてもらっている……感謝！となりました。
そんなわけで大変たのしいセッションでした。やろう！！ デッドラインヒーローズＲＰＧ！！
ログインしてコメントを確認・投稿する