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2017年12月24日04:56

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プレイレポート デッドラインヒーローズ『ヨモツイクサ』

 前回のデッドラインヒーローズが面白すぎたジブンは、この素晴らしいシステムをジブンでも立てたいと思いました。なぜならば大変に優れたポテンシャルを再確認できたからです。

 そして見よ、青ざめた馬。我が手の中に燦然と輝く4冊! すなわち基本ルルブ! 学園マッドネス! シナリオ集の学園エピキュリアンに、ヴィランズ・ショーケース!!

 これだけあればシナリオにはしばらく困るまい! しめしめ!

 と、思っていたのですが。

「ちょっと時間なくて学園セッティングをイチからやるのはキツめ?」
「そうですね」
「じゃあ学園じゃないやつ。ルルブ付属の『12時間』は?」
「プレイ済みです。いいシナリオでした」
「じゃあ、ヴィランズ・ショーケースの『血塗られた舌』」
「PL人数、4人ですね。今回はPL3人です」
「あとは……」
「全部学園モノですね」

 …………

 オリジナルシナリオ、作るっきゃねぇ!!

 やろう。やろう。そういうことになった。


■デッドラインヒーローズRPG『ヨモツイクサ』

 シナリオ&GMは田中なワケダ。BBTとN◎VA以外のシナリオを作るのは滅茶苦茶久々でしたが、PLの皆さんには楽しんでいただけたようで何より何より。元ネタアリのシナリオでしたが、敵と舞台を変えてNPC一人増やすだけで結構わかんなくなるもんすね(※気付かれていた可能性大)。

 というわけで、登場即壊滅してたが厄介な遺産を残していったヴィラン組織「ヨモツイクサ」に立ち向かってくれたのは以下の3人のヒーローです。


▼キャシー(カサンドラ)=ローレン/ソード・オブ・パンドラ 16〜18歳女性
テクノマンサー 酒瓶に潜む悪魔/適格者 ストリート/パワー度スーツ
 セカンドカラミティを防ぐため未来からやってきたタイムトラベラー……だったが、出現と同時に偶然ヴィラン組織に捕獲され、ぐるぐるした目で意気揚々と破壊活動にいそしんでる間にSCが勃発。確保されて正気に戻った頃には何もかも手遅れになっていた、という超一流の悲喜劇を同時に味わいメンタルを押し潰され中の少女。
 人生の目的を最悪の形で達成できずに終わってしまったため、滅茶苦茶自罰的。同じタイムトラベラー仲間からの突き刺さるまなざしや言葉の中でも、少しでも現在をよくするため足掻くローンソルジャー。ハイテク感溢れる未来パワードスーツに身を包む。
 PLは新米さん。

▼リカルド・エスパダス/サンタ・ムエルテ 27歳男性
ミスティック 恐怖/呪い コート/マスク&タイツ
 メキシコ人。重篤過ぎる憑依体質の結果、エトリガンより悪い悪魔につかれて悪徳を成してしまうも、守護天使型ヒーローのお陰で事なきを得、ヒーローの道に進む。
 自身の力をコントロールするために神事であるルチャ・ムエタイ・相撲、更に各種魔術を学んだ結果、あらゆる呪術のエキスパートとして、また高位存在との交感要員として、G6でも最高クラスの精鋭としえ名をはせるに至る。その呪術と格闘術で、既にいくつものヴィラン組織をツブしてきた頼れる兄貴。超攻撃的ゴールキーパーとは関係ありません。
 PLは浅間忍さん。

▼デッドマントリガー(本名忘却) 35歳男性
エンハンスド 復讐/改造手術 コート/変化なし
 サイレントサイエンスの「イモータルソルジャー計画」という、名前聞いただけで何するかよくわかる実験の被験者となり、死にながら不死身の肉体を得た男。脳改造する前に身体改造するという致命的ミスの結果、ものの見事に脱走。記憶はなくとも、持ち前の面倒見の良さと世界の理不尽への怒りからヒーローの道を選んだ。
 身体は死んでいるが、軽妙洒脱で明朗快活、義理堅くお人よしな、筋金入りのタフガイ。不死身の体を盾に、重火器で相手を制圧する。
 PLは二次元さん。


■雑感

 クッッッソ楽しかった!!(挨拶)

 前回はPL、今回はGM&シナリオの立場からデッドラインヒーローズをプレイさせていただく形となりました。

 シナリオメイクにおいては、いつもは「合流して情報収集して」みたいな型でシナリオを作ることが多いので最初少し戸惑いがありましたが、「PCごとのクエリー・シーンをどう置くか考えて、イベントをその間に繋ぎに置く」ようにしたら、個人的にはそこからすっととシナリオが作れました。今後もこのメソッドは使っていきたいですね。

 また、GMとしても、クエリーでやりたい遣り取りを投げて、あとはリマークへの対応に集中すればいいので大変やりやすかったです。

 ボスをうっかりしゃべらない巨大怪物にしてしまい、腹心の幹部が先にやられた結果、GMが決戦フェイズでしゃべれなくなり、突然幹部の生霊が乗り移ってべらべらしゃべるようになる一幕もありました。やっぱボスはしゃべれたほうがいいね!(今更感)

 PCの皆さんも、死体ジョークで場を和ませつつキメるところはビシッと決める二次元さんのデッドマントリガー、相変わらずの名言製造機となり他PCの道標となる浅間さんのサンタ・ムエルテ、大切なものを失った少女が再び大切なものを失わないために奮闘する様子を丁寧に演出していた新米さんのソード・オブ・パンドラ、みんなかっこよく素晴らしいヒーローでした。

 軽量&食べ応え十分、というデッドラインヒーローズのポテンシャルを、GMをすることでより実感できるセッションとなりました。PLの皆様、ありがとうございました!!
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