昨夜あった不審電話

今のご時世、不審な勧誘電話がかかってくることは珍しくないのですが、昨夜かかってきた電話は、今まででとはちょっと違っていて、ちょっとだけ騙されてしまいました。(^^;;

最初の電話は、夕方の6時くらい。NTTの関係者と思われるような素振りで、

「お住まいの地域の電話・通信回線を高品質なものに切り替えたので、これまでよりも速い速度で通信ができるようになった。利用するためにはモデムの無料交換が必要。交換すれば、モデムのレンタル料900円も無料になる」

といった内容。交換を希望するかと聞かれたので、交換すると答えたら、「改めて設置業者から電話が入る」とのこと。今夜は家にいるかと聞かれたので「いる」と答えたら、「今夜中に電話するように申し伝えておく」と。

この時点では、あんまり疑問に思わなかったんですが、こうして文字に書いていくと、結構あやしい内容ですね〜。（笑）

1時間後の7時くらいに、設置業者と名乗る男から電話があって、電話や通信の利用状況などの質疑応答の後に、「あらためて説明します」と説明が始まりました。「たかがモデムの交換に、なんで説明が必要なんだ」と思いながら、話を聞いていると、1時間前の男とは話の内容がまったく違うことに気が付きました。

「なぜ料金が安くなるかというと、NTTが独占的に使用している通信回線を民間業者に開放したからだ。あなたのお住まいの地域では、ソニーの関連会社が担当することになった。今後は請求書もソニーの関連業者から送られるようになるが、問題ないか。」

モデムの交換とか、回線をアップグレードとは、まったく違う話ですが、ここまで聞けば、昨年の春から始まった「光コラボ」の話だということがわかったので、

「ようするに光コラボに乗り換えろっていう話なんですか」
「だったら、最初から、光コラボだって言ってくださいよ」
「あなたはどこの会社の人。そのソニーの関連会社ですか」

といった質問をぶつけたら、唐突に電話が切れちゃいました。
あまりにも唐突だったので、またかかってくるのかとも思いましたが、かかってこなかったので、相手側が意図的に切ったんでしょう。

この程度の悪質電話は、過去にも経験しているし、そんなに驚くことではないのかもしれませんが、今回の場合、最初の電話の時点で、ボク自身が不審に思わなかったことにびっくりしてます。モデム交換と言われて、そういうことならありうると納得しちゃったのが敗因（？）です。よく考えたら、モデムのレンタル料900円なんていうのも、事実に反する話っぽいです。確認してませんが、フレッツ光の契約をする時、レンタル料が900円もしたという記憶はないです。

それにしても、光コラボとか、電話会社乗り換えの勧誘電話は、これまでにも何回も経験していますが、いきなり電話が切れちゃうというのは、電話・通信関係の勧誘ではなかったと思います。投資話の電話などでは経験したことがあります。

あと、電話は切られませんでしたが、安愚楽牧場の債権を買い取るという電話をもらったこともありました。その時は、こちらも丁寧に応対して、連絡先の電話番号を聞き出して、弁護団に報告しましたが。(^^)v

今回の電話の場合、2人で2回に分けてかけてくるところなんて、振り込み詐欺みたいな手口だし、ひょっとしたら、本当は光コラボの勧誘じゃなくて、振り込め詐欺だったのかもしれないな――なんて考えてみたりもします。あのまま、電話を切られなければ、「まずお金を振り込んでくれ」なんて話になったのでしょうか？