日本
115分
2009年
監督:細田 守
「ノリと勢い」を楽しむ娯楽アニメ映画。
何かしらのメッセージもあると思うが、深く考えずに楽しんで観た。
■設定
SFとしては技術面では難しいけどアリ。でも社会的な面では無理があると思った。
いくらネットが進歩しても、ああはならない気がする。ちょっと憧れる内容だけどね。
人間ドラマとしては明るく朗らかでとっても俺好み。心が洗われた。
冷たいリアリティは求めていないし、ドロドロしたものは嫌いなので丁度良かった。
■物語&演出
社会(現実とネット)での出来事と、家族内での出来事が平行するストーリー。
平行しつつも、互いに影響し合う2つの物語は二転三転して飽きさせなかった。
緻密な計算よりも場の雰囲気や勢いで魅せる演出も分かりやすくて良かった。
背景に青空が広がる中、カメラがひたすら横に移動するシーンが印象に残った。
■登場人物
とにかく多い。それなりにクセのあるキャラもいたけど、初見では覚えきれないw
貞本義行のキャラデザは好きだし、内面的にも割りと好感は持てたのだが、
非声優キャストの演技が少し気になった。
■音楽
あんまり印象に残っていない。
気に入った映画はサントラも好きになる場合が多いのだが、例外のようだ。
評価:★★★★☆(気楽な娯楽映画として◎けっこう好きだぜ)
独り言:
実は、8年前に日本を去る前の夏に一度観ていた。
確か金曜ロードショーだったと思う。
あの時は、終わり近くで赤さんが起きて、ミルクあげに行ってる間に終了。
クライマックスだけを見逃すという事態に...(^ω^;)
先週、8年越しにエンディングを観ることが出来た。
ちょっと感慨深かった。そして、俺好みのエンドで良かった。
余談だが、陣内家のモデルって思いっきり真田家だよな?(笑)
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