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2018年09月21日22:31

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やっぱり、「横綱の力と矜持の差」が出たか。

■白鵬、今年初の優勝王手 稀勢の里に完勝し13連勝
(朝日新聞デジタル - 09月21日 20:55)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5299796
大相撲九月場所十三日目、注目の白鵬と稀勢の里の横綱同士の対戦は白鵬が寄り切りで稀勢の里を一蹴し全勝を守り、10連勝のあと連敗している横綱鶴竜は大関豪栄道に僅か1秒9で呆気なく押し出しに屈して三連敗、大関高安が阿炎を突き出しに仕留めたことで、賜杯レースは全勝の白鵬と二敗の高安、豪栄道の二大関に絞られる展開になりました。明日、白鵬が豪栄道に勝てば白鵬の通算41回目の優勝(今年初めて)が決まります。
今日の注目は、稀勢の里にとっては横綱昇進後初めての対戦となる白鵬との一番。稀勢の里が新横綱で優勝した昨年の三月場所では白鵬が休場、その後は稀勢の里が途中休場か全休で、対戦は昨年の一月場所以来10場所ぶりでしたが、立ち合いで白鵬が右で張って左差し、差し手争いから両差しとなって稀勢の里に相撲を取らせず、寄り切りで勝負あり。時間僅か7秒5の白鵬の圧勝、前人未踏の幕内通算1,000勝にあと一番となる白星を挙げました。
一方、連敗で星二つ差に後退した横綱鶴竜は大関豪栄道との対戦。鶴竜が突っ掛けての2度目の立ち合いから豪栄道の鋭い踏み込みに立ち遅れ、張り手からの左差しに対応できず、引き技を試みるもずるずる後退して豪栄道に一気に前に出られての押し出しに屈して三連敗。取組後の支度部屋では「集中力がないですね。ああいう立ち合いのつもりはないのにああなっちゃうのは、どっかで集中してないんでしょう」と自分に呆れ果てたようなコメントを発しましたが、初日から白鵬以上に安定した内容で白星を10個連ねながらも、十一日目に大関栃ノ心に敗れてからずるずると三連敗。賜杯レースの本命と目されながらも一つ黒星を喫すると連敗する展開になったのは前にもありましたが、やはり「横綱の力」と言う側面では白鵬が一枚も二枚も三枚も上だと感じましたね。
その他。今日十三日目は幕下以下の各段で優勝が決まる日ですが、幕下では東5枚目の極芯道(22歳、錦戸部屋)が全勝同士(以下同じ)の西43枚目の対馬洋(25歳、境川部屋)を1分半に及ぶ長い相撲の末に突き倒しに退け、自身初の各段優勝。合わせて次の十一月場所での待望の新十両昇進がほぼ決定的となりました。また、序二段は西90枚目の朝倉(20歳、時津風部屋)が佐田の豪(19歳、境川部屋)を押し出し、場所前の稽古で左手甲を骨折して全休明けの今場所を制し、序ノ口優勝は、西31枚目の光内(22歳、阿武松部屋)が西17枚目の暁(29歳、高田川部屋)を寄り切り。三段目は序二段の陽翔山(20歳、時津風部屋)を押し出した東63枚目の栃幸大(19歳、春日野部屋)と東46枚目の塚原(18歳、春日野部屋)を突き落とした西3枚目の朝興貴(27歳、高砂部屋)が7戦全勝となって、千秋楽の優勝決定戦で決まります。
さらに、第68代横綱朝青龍の甥っ子である東幕下56枚目の豊昇龍(19=立浪)が、同じ3勝3敗の第48代横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の息子である東60枚目納谷を鮮やかな首投げに仕留めて7番相撲でようやく勝ち越し。納谷は自身初の負け越し。また、元幕内で東三段目91枚目に下がった宇良が東83枚目の太一山を押し出し、復活の第一歩の場所を6勝1敗で終えました。
さらに、歴代最重量力士である西序二段12枚目の大露羅(35歳、山響部屋)が東三段87枚目の樹龍を寄り切りで制して今日を以て引退。場所前の計量で292.6kgとなったこのロシア出身の超重量級力士は「有終の美」を飾ることとなりました。平成12年の三月場所で初土俵を踏んで18年、最高位は平成11年の東幕下43枚目で、部屋の先代の師匠である北の湖親方(第55代横綱、前協会理事長)の付け人を長く務めていました。自身が若い頃に実父を亡くしており、「かわいがってもらった。どこに行くにも自分を連れて行ってくれた。お父さんみたいだった。自分が若い時に父を亡くして、その時に『おやじって呼んでいいですか』って聞いたら、小さい声で『いいぞ』って言ってくれて泣きそうになった」とインタビューで語っていたようですが、ある時はボディーガードのような仕事もこなし、北の湖理事長の動くところにこの人ありと思われている存在だったようです。
また、本場所で白鵬と対戦して浴びせ倒しで勝ったこともあるとかで、序二段当時、平成13年の九月場所だったとか。当時は小さくて細い力士だったようですが、「細い体だったけど目は光っていた」と語っていたとか。引退後はロシアに戻るようですが、「日本人の若い人は、何で相撲をやらないんだろう。日本の文化なのに」だとか。「師匠が停年(65歳)になるまでは土俵に登る」との約束に基づき、停年となっていた筈の今年まで土俵に上がったことになりますね。
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