重ねて思うことだが、やはり「悪条件が重なった未明の悲劇」か。

エビ中松野莉奈さんお別れの会にももクロら２万人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4450188　
先日急死した「私立恵比寿中学」の松野莉奈の「お別れの会」が行われたようですね。所属事務所がその死因を「致死性不整脈の疑い」と発表した際、それが「心室細動」だったとすれば、（就寝中だったと思われる）未明、自宅と言う状況で体調の急変を家族が気付くタイミングが遅れてしまったことも、そしてAEDが無かったと思われることなど、悪条件が度重なったことがこの18歳の女性タレントに襲い掛かった悲劇となってしまったことともなるので、余計に悔やまれるところだとも思います。
体調不良でイベントや公演を休演したことも過去にあり、亡くなる前日にも大阪でのグループのライブステージだかに向かう途中で発作を起こしたと言う経緯があったわけで、体調管理には細心の注意を必要としていたメンバーとされていたはず。 それが心臓の持病とかと事務所に認識があれば、個別な（つまり、それに特化した）対応を取っていれば、と思います。
「放置したままでいると意識消失から突然死に至る危険性が高く、緊急な治療を必要とする不整脈。拍動が異常に速くなる頻脈性不整脈のうち、心室頻拍や心室細動を致死性不整脈という。」だと言うのが「致死性不整脈」だそうで、そのうちの「心室細動」は「心室の無秩序な興奮により異常な刺激を受け、拍動が極端に速くなる病態。小刻みに不規則に震えることで心停止と同じように血液の拍出が不能な状態となり、数秒のうちに意識が消失する」のだそうで、まさに18歳の女性にはあまりにも残酷に過ぎるほどの苦しみの中で、未明助けを求めていたのかもしれません。
いずれにせよ、亡くなってからでは“後の祭り”なのは否めず、若い生命が失われたのは残念でならないことには変わりはないと思います。改めて、合掌。