mixiユーザー(id:9334764)

2017年12月16日11:23

244 view

くえんの句歌日記171216

嗚呼、今年もあと、2週間。
元永本の一首に、1か月もかかって、もう、頭の血管が切れそう…の時期もありました。
やっと、巻第6冬歌に入れます。お疲れ様…
でも、解読できた時の快感は、格別! 今年最後になるであろう更新をしました。

ブログ⇒ http://5jnrystart.muragon.com/  
     (18)清和天皇は、麦角アルカロイドで毒殺

やってみて、これは、文系の人には、ちょっと難しいなあと今回、感じました。
平安時代と大昔をバカにしてはいけません。
多くの毒薬の情報を持ち、実際に手にしているのです。
それに比べ、今の私たちは、そうした自然に無知であることを感じます。

そして、和歌が作者の意図通りには、なかなか読めていないなあとイライラすることも。
和歌における「月」は、伝統的に、「世継ぎ」を掛詞にしています。

例えば、春日局の辞世の句、
「西に入る月を誘ひ法(のり)を得て今日ぞ火宅を逃れけるかな」
「月」は、乳母として勤め上げ、将軍にした家光のこと。「のり」は、自分が、長子継嗣の規範を訴え、それを通したという自負であろう。
雄大な自然を詠っている訳ではない。この一語で、彼女の人生を語っているともいえる。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する