雇用が海外に流出している。企業減税をして雇用を増やす。州名や国名、税率に至るまで、ことごとく具体的対策をコメントしているトランプに対して、クリントンは厚遇します、改善します、と、抽象表現に終始していた。
なんの準備もないのは、クリントンという印象しか、わたくしにはない。
これ、たとえば、ドクターXが、患者に触れ、レントゲンの細部にこだわり、その手術対策を具体的に発表するのに対して、外科部長がパネルを見て、抗ガン剤を指示するのに似ている。
クリントンのコメントは「新しい抗ガン剤を準備してます」的。
どちらが、現実を直視しているかは明白で、クリントンはひときわ高い政治の世界だけでしかものを見ていない印象しかわたくしには持てなかった。
すなわち、コメントの内容そのもの、アメリカをどう導くかという点でのみ判断すれば、トランプの圧勝としか受け取れなかった。
大統領になる準備をしているというクリントンのコメントにはむしろ吹き出してしまったのだが、いったいどこをどう分析してああいう報道になるのだろう、、、?
トランプ氏、クリントン氏への攻勢強めると言明 次回TV討論会で
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4213931
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