昨日、表記のタイトルがつけられたCAの演奏会へ行ってきた。「つながる魂」の意味は、三善晃からの影響を受け、その魂が受け継がれている新進の女性作曲家による作品を、三善作品とセットで演奏するというものだった。
その作曲家は、安藤寛子氏、森田花央里氏、松本望氏の3人
安藤さんは、智恵子抄で有名な高村智恵子が母に宛てた手紙をテキストに・・・
森田さんは、竹久夢二とリルケの詩
松本さんは、宗左近の詩
3人の作品とも、素晴らしい作品であり、そしてCAの演奏は、作品の素晴らしさを十二分に客席に届ける演奏だった。これが本来の音楽という芸術としての「合唱」だと感じた。
森田さんと松本さんは、ピアノで共演されていたのだが、自分の作品をあのような歌声で表現されているのを間近で演奏しながら聴いた感動はすごかったのだろう。松本さんなどは、演奏後、号泣状態だった。
全て素晴らしい作品だったのだが、私が個人的に一番感動したのは、松本さんの「二つの祈りの音楽」そして、自分で歌ってみたいと思ったのが、森田さんの「青い小径」
いずれにしても、合唱三昧のGWの最終日にふさわしい演奏会だった。
ログインしてコメントを確認・投稿する