ネモさんが出演するとの事で、観劇してきました。
事前情報無しで観たのですが、不穏なスタートから、コメディタッチの中盤まで、そして怒涛の展開の後半と、気付けば見入って80分経っていました。
サイコパスな演技のネモさんがまた素晴らしく、普通に役者だと感じました。
人の命についての話をしている所で「原稿をください」と言う辺りで「あれ?」と思わせて、実は…と言う流れもとても自然で丁寧だと感じます。
座敷わらしが幸福をもたらすと言う伝承に、「眼を見て幸せを問われた時に嘘を吐いたら魂を抜かれる」、「人を殺した事がある人にだけ、座敷わらしの姿が見える」と言う設定を加えた事で、変則ルールもののミステリのような面白さと、妖しい雰囲気が生まれていて、それもまた好みでした。
A、Bそれぞれの公演で補完されるところもあるそうなので、今度聞いてみようかと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する