八王子の小学5年生。
こんな季節にめずらしい。
ルートガイドだけどインタープリター養成講座の受講生で構成された。
近年の卒業生は面識がないのでちょっと不安だった。
と思って集合したら、知らない人は2人だけだった。
それも噂は耳にしていた人だった。
とはいえ登山のレベルが不明なので、最後尾を任された。
最後尾はマイペースでイケるので居心地が良い。
学校の先生も最後尾に力のある先生をつけたのか、
結果的に生徒が良くまとまっていた。
保健の先生か看護士か不明だが、医療体制も最後尾は整っていて安心だ。
リフトに乗るとき、いっつも独りぼっちになるのだが、
たまたま先頭の男子グループが3人だったので便乗した。
子どもの会話を聞いていると、ちょっと不安になった。
リフトを降りたら蜘蛛の子を散らすようにバラバラになった。
ヤバそうだな、と不安はますます募るばかり。
神社にお参り行って、男子グループ、女子グループに分かれたが
何となくまとまってきたが、1名だけ自由奔放なのがいた。
この子は最後までもめた。
歩き出すと、リーダーというのが前に来て
2班あるらしいがどちらも女子だった。
だいたい女子受けは悪いのだが、なんかグイグイ来ていたので
リーダーと仲良くなれた。
同じコースを何度もガイドすることがあるが
今回は時間がたっぷりあったので、
子どもたちに合わせることが俺でもできた。
やはり最後尾というのがいいポジションだった。
通常、前のクラスでトラブルが出て、後ろへ回されるので苦労するが
今回のガイドさんたちが優秀だったのか、最後まで自分の班に集中できた。
先生も生徒をうまく盛り上げてくれて、
最後の最後まで順調だった。
八島湿原にゴールした時、カメラマンが割り込んでくるまでは・・・
これで一気に生徒の集中が切れて、中途半端になってしまった。
しかしバスを降りるとき、一緒に歩いた生徒の一人が
別れ際にハイタッチをしてくれた。
俺の目標達成だ。
なんかよくわからないけど、霧ヶ峰インタープリターの理念に近い達成感を味わえた。
そうなると楽しいな。
この前の男子中学は最悪だったけど、今回は楽しめた。
次回は全校にガイド1名なんで、一番つらいやつだ。
正直、受けたくない・・・
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