仕事で松山(愛媛県)の物件が契約出来たので、先日から月末にかけて何度か松山へ出向く事になった。
そこで、先日は仕事の用件を終えて「湯築城跡」へ行ってみた。
ここは道後温泉のすぐ近くなので・・いつかは行ってみようと考えていた場所です。
しかし、道後温泉に行くのはいつも暗くなった時なので今までチャンスが無かった。
・TOP左、中画像
「湯築城跡」(ゆづきじょう)
鎌倉時代に伊予守護として河野氏が築城。
その後の戦国期も地域を支配するが、秀吉軍の四国平定戦に敗れ、城を開城。
伊予に入った福島正則が「国分山城」を居城とした為、廃城となる。
規模は南北約350m、東西約300mで
二重の堀と土塁を巡らした平山城である。
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「搦手(からめて)門跡」
城の裏門で西側の入口になる。
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「外堀」
水堀の最大幅は17.5m。
掘った土砂をかき上げて土塁を造っている。
土塁の裾(すそ)には低いながらも石垣が確認出来る。
↑(TOP左画像)
北口付近の「内堀」
道後公園の“いこいの広場”として素晴らしい景観を整備している。
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「杉の壇」
北側に兵陵広場があり、二本の杉がここにあった事から命名。
発掘調査では鍛冶炉や瓦敷遺構、礎石列、堀切が確認されている。
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「本壇」
城郭内で一番高い位置の郭です。
標高は71.4m
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展望台
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展望台から眺めると松山平野の市街地が一望出来る。
西方向には松山城がしっかり確認出来る。
次回は「湯築城資料館」を紹介しよう。
つづく
・過去の関連日記
四国遠征−27/松山城(前編)(2017.8.26)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945460438&owner_id=8437995
四国遠征−30/道後温泉(2017.8.31)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1945603662&owner_id=8437995
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