もう数ヶ月も前からの願望だった。
とにかく、食ってみたくて仕方がない。
何を食いたいかと言えは「熊」と「鹿」である。
もう食いたくて食いたくて、その思いが爆発したのは 09/04(日)のこと。
Partner も「じゃ〜、明日、一緒に行きましょうよ!」という運びになり、出掛けることにした。
目指すは奥日光である。
09/05(月)の 8:50 に我が家を出発する。
朝の Rush Hour を回避する絶妙な Start で Copen は目的地へと快走する。
国道122号で日光入りしたらば、東照宮の脇を掠めて北上し、霧降高原へ…。
天気予報は「曇り、午後から雨」とのこと。
しかも、その名のとおりで霧が発生しやすい霧降高原なのだが…。
どうよ、この空模様!
またも「晴れ男 Power」を炸裂させ、青空の霧降高原への Hill Climb を楽しむ。
くぅ〜〜!
涼しい〜!
気持ちイイ〜!
高原の清々しい風がたまんね〜。
途中の橋の上からの眺め。
緑の山並みが何処までも続く絶景が素晴らしい。
遠くに日光や今市の市街地を見下ろす。
谷間に掛かるこの橋を吹き抜ける風の涼しさには鳥肌が立つ程だった。
さぁ〜、先を急ごう。
目的地まで 15km 以上もあるぞ。
霧降高原を越えたらば、鬼怒川の上流側の西を目指す。
やっと着いたぁ〜!
我が家からは 130km 以上だったぞ。
友人のサラーム海上さんも絶賛する、日光市上栗山の「山小屋のドライブイン」さんに遂に到着!
しかし、嫌な雰囲気…。
もしかして…。
がっくし…。
今日は休業のようだわさ。
所謂「不定休なお店」の恐ろしさをこんな山奥で痛感させられた。
あぁ〜、岩魚の塩焼き、食いてぇ〜っ !!
なんと「日本一」を豪語する「すいとん」が名物なこのお店。
しかも「熊」に「鹿」に「猪」も味わえるとあって、群馬からはるばるとやって来たって〜のに…。
よし、次へ行ってみよう。
こういう事態も想定済みで奥日光まで来た次第!
転んでも、タダでは起きないのだ。
鬼怒川の更に上流側へと進み、川俣湖に掛かる橋を渡る。
更に西へと進む。
我が家から 140km 以上も走り続け…
…遂に到着!
日光市川俣の「またぎの里」さん? …に到着する。
正直、ココの正確な屋号が不明だったりする。
検索すると…
またぎの里
またぎの家 熊どん
…で Hit するのだが、まぁ〜「またぎ」な料理が楽しめるのは間違い無い。
では、早速にお邪魔してみよう。
店内はいかにも「山奥の食堂」な雰囲気。
イイね、イイねぇ〜。
熊肉料理、鹿肉料理…。
くぅ〜っ、もうワクワクしちゃう!
さてとぉ〜、ん〜、何からいただきましょうかね。
先ずは串焼きからだっしょ。
熊!
それと鹿を1本ずつ焼いてもらい、Partner と Share でいただいてみよう。
おや…?
何とサンショウウオも串焼きされちゃうの !?
気になる。
気になっちゃったらば食うしかね〜べ?
で、コレも1本を焼いてもらおう。
おぉ〜!
岩魚の塩焼き!
コレは2本でお願いしたい。
以上の串焼きを注文し、待つ事しばらく…。
わぉ〜っ !?
来たぁーっ!
先ずは「熊」と「山椒魚」のお出ましだーっ。
では、念願だった熊肉からいただきます。
おっ !?
おぉ〜!
おい、おい、おいっ!
美味え〜じゃね〜か !?
結構な歯応えと、独特、且つ「初めて」な風味と味わいが、容赦なく私の前頭葉を刺激する。
噛めば噛む程に、独特の風味と旨みが口の中でブワ〜っと広がる。
脂身も多いのだが、この脂が不思議な甘みを楽しませてくれる。
面白いぞ!
美味いぞ!
へぇ〜、熊って、こういうんだったのかぁ〜。
いや〜、こりゃ〜「食ってみるべし!」だわさ。
次はコレ!
驚いた。
まさかトカゲのように小さな山椒魚が焼かれて来るとは想定外だった。
2匹が Synchronize Swimming 焼きかのようなコレを、いただきます。
ん…?
んっん〜〜。
何と申し上げたらば宜しいのでしょうか…?
私の頭脳では形容詞が見つからない、不思議な味わいで終始した山椒魚だった。
滋養強壮、精力ビンビン、お肌にも Goo な山椒魚。
いやはや、摩訶不思議な味わいであった。
来たぁーっ!
鹿だよ、鹿っ!
では、いただきます。
おっ !?
おぉ〜!
くぅ〜あぁ〜!
美味え〜じゃね〜か !?
全く、癖が無い。
凄く上品で上等な味わいが素晴らしい。
噛めば噛む程に、ただただ「上質な肉の旨み」だけが広がり、この私を「あぁ〜〜」と言わせてみせる味わいがもう…。
超 Ultra 級の極上 Roast(ロース肉)だぞ、コレ!
素晴らしい。
いや、素晴らしいと言う言葉が安っぽい表現になってしまう程に、この鹿肉が美味い!
たまらんわ〜。
来たぁーっ!
山奥の清流とあらばコレだっしょ !?
旬の前で小ぶりだったのがちょいと残念なのだが、言い換えれば養殖ではなく本物の「天然物」って〜訳よ。
では、鬼怒川の清流で育った岩魚をいただきます。
あぁ〜。
全く臭みも無い、清らかな味わい…。
絶妙な焼き加減で、皮も、骨も、頭も美味しい!
豊かな自然の恵み、綺麗な水で育った岩魚の美味さを再認識させられたぞ。
たまらんわ〜。
串焼きを楽しんだらば、Main を注文する。
私は「鹿どん」をお願いした。
Partner は「熊ラーメン」をお願いした。
彼女の「熊ラーメン」も激しく気になるので、お先にちょいといただいてみる。
おっ ?
ほほぉ〜、こりゃ〜面白い味わいの拉麺だ。
この風味、独特の余韻を、さて、どういう言葉で表現したらばイイのだろうか…?
不思議な美味しさが、またも私の前頭葉を刺激しまくる。
で、熊肉もいただきます。
んっ !?
なんじゃこりゃ?
はぁ〜っ?
大変身だぞ、コレ!
驚いた。
先程の串焼きとは全く異なる味わいに、とにかく驚いた。
適度な歯応え、そして脂の美味さがジュワ〜っと来る来る!
サラサラとした、でも凄い甘みも齎すこの脂が凄い。
なるほどね〜。
だから「熊汁」という鍋料理がある訳だわ。
こりゃ〜、凄い拉麺だぞ!
さぁ〜「鹿どん」だ。
おぉ!
鹿肉をすき焼きっぽくしてご飯の上にズバドドド〜ンっと来たか。
では、いただきます。
おぉ〜!
なるほどね〜。
美味いわ。
美味いんだけれども、正直「残念」である。
何故ならば、前述のとおりの「鹿肉」の素晴らしさが、すき焼きっぽく煮てしまったが為に「台無し」にさせられたしまったからだ。
美味いんだけれど、猛烈に残念…。
やっぱり「鹿は焼いて食うべし!」である。
次回、ココにお邪魔する際は「白いご飯の上に串焼きの鹿肉」でお願いしたい!
で、薄口醤油での生姜醤油をほんのちょいとだけ垂らしてやって…。
あぁ〜、想像しただけでもう…。
次回は是非ともソレでお願いしよう。
Partner が食べ残した「熊ラーメン」の Soup を片付ける。
あぁ〜。
この脂がもう…。
一見、ギトギトに見えてしまうこの脂、驚く程にサラサラの Smooth で「甘い」のだよ。
脂もこんなに美味いとはね〜。
熊肉の秘めたる Performance に「舌をまく」思いの私なのであった。
いや〜もう、ご馳走様でした。
でも「コレで終わりでイイのか?」だったりする。
せっかくココまで足を運んだのだから、締めでもう1本、串焼きを味わいたい。
鴨がね〜。
気になって気になって、仕方がないのよ。
で、鴨の串焼きも登場!
イイね、イイねぇ〜。
この鴨ならではの照りがイイ〜ではないか。
では、鴨もいただきます。
あぁ〜。
鴨ならではの脂がジュワ〜っと広がる、至福の味わいがたまらんぞよ。
しかも、この香ばしい絶妙な焼き加減がお見事!
美味いわ〜。
ん〜、ココまで足を運んだ甲斐があったぜい。
正に Gibier な料理の数々を、自然豊かな奥日光でとことん堪能させていただきましたわ。
では、群馬へと戻ろう。
霧降高原の大笹牧場。
雨が降るって、誰が言った?
空が青いぜ〜っ!
高原の清々しい風がとにかく気持ちイイぞよ。
そんな高原を Open Top で快走する、悦楽の Open Drive が気持ちイイ。
この頃、群馬の安中市では「高温注意報」が発令されたとか…?
念願の「熊」や「鹿」を味わったうえ、素晴らしい避暑 Car Drive も楽しめちゃうだ〜なんて、あぁ〜、幸せ…。
で、復路はちょいと寄り道してみる。
群馬の「大間々」には「昭和」な面影が沢山ある!
…と友人からのお薦めもあって、ちょいとだけぶらついてみようと思う。
さて、その「昭和」な眺めはいかに…?
おぉ!
昭和な「乾電池の自動販売機」の存在を確認!
…なのだが、既に現役を引退し、今では看板代わりで「園児募集」が掲示されておったわさ。
松下ご自慢の “EVOLTA” も扱っていたとあらば、極めて最近まで「現役だった?」と推察する。
おぉ!
ん〜〜、マンダム!
イイね、イイねぇ〜。
昭和な男性化粧品の看板が21世紀の今も現存する。
おぉ!
あの「ガチャガチャ」が Mulch Launcher 状態で私を迎撃しやがったぞ。
凄ぇ〜。
どれも Caster 付きの専用台に収まっているという圧巻の眺めではないか。
くぅ〜っ!
この「ザ・スーパー スタンガン」って〜のが痺れるね〜。
どれもこれも、怪しい Item ばかりなのがたまんね〜な〜。
イイね、イイねぇ〜。
道端に、こんな「大間々 街歩き MAP」なんぞが掲示されていた。
ん〜、見れば見る程に興味を唆られてしまうではないか。
Partner も「今度、時間を作って大間々を散策しましょうよ!」と来た。
よし、そうしよう。
そして、夕方には我が家へ無事に到着する。
熊だぁ〜、鹿だぁ〜、を食う為に 300km 近くも移動してしまったアホな我々なのであった。
霧降高原と目的地周辺は Open Top で涼しさを楽しんだが、ソレ以外は「暑っちぃ〜」って事で Close Top の A.C.(Air Conditioner)は必須での走行である。
2人乗りで A.C. はガンガン効かせ、Winding Road では「ヤッホーっ!」で楽しんじゃっても…
290.8km ÷ 15.60ℓ = 18.64km/ℓ
…という、相変わらず低燃費でイイ子ちゃんな私の Copen なのであった。
そして、この日の夕食なのだが…
…夕食でもガツーンっと牛肉を喰らいたい気分の私なのであった。
何故ならば、ご無沙汰していた Heavy な Wine も楽しみたいという願望を数週間前から引きずっていたのだ。
奥日光からの帰り道、買い物で立ち寄った Supermarket でこの Wine を見つけた。
Cabernet Sauvignon だから結構に Heavy な味わいを期待して買ってみた。
安かったので南米産かと思いきや、意外にも French だったわさ。
さて、どうなんでしょ?
肉! 肉! 肉ぅ〜っな1日に乾杯。
では、いただきます。
ん…?
あれ…?
あちゃ〜、やっちまったい…。
思っていたような Heavy ではなかった。
しかも、味わいが平べったくて「つまんね〜」のだ。
気を取り直して、肉を喰らう。
おぉ!
なかなかガツーンっと来る Sauce で食べ応えのある味わいだぞ。
肉を喰らってからもう一口。
…したらば、驚いた。
おぉ〜〜!
この赤、美味え〜ぞ!
…に変わってしまったんだから、そりゃ〜もう驚いたわさ。
Body はいきなりマッチョに変身し、広がりも奥行きも「さっきのアレは何だったの?」なくらいに変容を遂げる。
こんなの、初めてだよ。
正に「肉! 肉! 肉ぅ〜っ」の為だけの Wine だぞ !?
あぁ〜。
Wine ってコレだから、怖い程に奥が深いもんだ〜ネ。
いやはや、もうお題のとおりで「肉! 肉! 肉ぅ〜っな1日に大満足」である。
熊も、鹿も、是非ともまた食べたい!
Facebook で「またぎの里」さんでのソレを Upload したらば、嬉しい事に Bike 仲間の友人から「熊肉を分けてくれる」という、もう涙が出ちゃいそうな吉報に気分はウハウハの私である。
早速に Partner は「熊肉料理」の Recipe を模索中。
イイね、イイねぇ〜、この展開!
よし、私は熊肉料理に合う Wine を探そう!
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