mixiユーザー(id:8290003)

2016年07月28日15:35

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PCオーディオ USBーDAC用外部クロックイン 同期DDコンバーターの意義?

こちらのPC〜USB-DAC間に入れるDDコンバーター マスタークロックジェネレーター「MC-3+USB」
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USB オーディオをリクロック
デジタルオーディオの音質を格段に向上させる、マスタークロックジェネレーター


■USB-DACを利用したPCオーディオやネットワークオーディオに最適

・USBオーディオは通常のPCMストリームだけでなくDoP(DSDAudio over PCM Frames) やDSDネイティブ入力にも対応。※ USBポートから受信したDSD/DoP信号はPCMオーディオにリアルタイム変換され、5 系統のデジタルオーディオに同時出力します。

・PCMは32bit/192kHz、DoP128、DSD256 までの入力が可能。

・DDS(Direct Digital Synthesizer) 技術をベースにしたMUTEC 独自の「1G クロックテクノロジー」に更なる最適化を図ってアルゴリズムを高め、接続機器を超低ジッターのクロック信号で正確に同期。極めて高いレベルでデジタルオーディオ信号のリクロックが可能。

・ルビジウムやセシウムの電子クロック、GPS による外部リファレンスの入力も可能で、スタジオクオリティのデジタルサウンド処理も可能。

・標準的なワードクロック、Digidesign ProTools のスーパークロックと呼ばれるワードクロック×256 レートとハイエンドのインターフェースなどに使用される× 512 クロックレートを出力可能で、22.5792MHz および24.576MHz まで対応。ハイレゾを楽しむハイエンドのオーディオ愛好家やプロフェッショナルに質の高いサウンドを提供。
以上引用 


これならPC内部の今二つのクロックから切り離し&実質PCとDACのクロック同期運転が出来て、音質グレードアップかと期待してESOTERICに問い合わせました。

以下が回答です。

PCのデータ転送ですが、共有モードの場合PC - USB DAC間は同期転送となりますので、理論上は同期ズレによるジッターノイズが発生する可能性が有ります。

これに対し、高音質ハイレゾ再生を謳ったTEAC HR Audio Playerやfoobar2000等を使用した排他モード動作の場合、同期転送のデメリットを排除するため、Grandioso D1等最近の高音質DACとの組み合わせでは、非同期でデータ転送を行います。

その後DAC側の高精度クロックを使用して、その後の処理(アップコンバートやD/A変換)を行っているため、クロック同期の有無の影響はほとんど無いことになります。

同期転送/非同期転送につきましては下記のページが参考になるかと思いますので、よろしければご参照ください。
 http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1206/21/news007.html

今回のようにDDコンバーターを間に挟んで接続した場合、PCからDDコンバーター間に関しては、USB接続となりますので、同期転送もしくは非同期転送でデータ転送が行われる事になります。

取り扱っているヒビノインターサウンドに確認したところ、同期転送で動作した場合、PCとDDコンバーター間でジッタノイズ等が発生する可能性は残ってしまうとのことでした。

以上のことから、DDコンバーターの有無にかかわらず非同期転送では元々ジッターノイズはほとんど発生しない事になりますし、同期転送の場合上流(PC - DDコンバーター間)で発生するジッタノイズはそのまま残ってしまいますので、クロック同期によるノイズの低減効果という面では、導入のメリットはあまり無いように思われます。
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