【時評】新型肺炎、この騒動で誰が得する？

中国発の報道が騒々しい。
宣伝戦に突入してるのではないか？

陰性だった患者がふたたび陽性になったとて、驚くことはない。
陰性が間違いで、もともと陽性だったのではないか？
検査の精度がそのレベル。判定ミスが１４％なら、ありえる数字だ。
未知の病気の検査で、１００％の精度を期待してはいけない。

着目すべきは、状況をくわしく報道していることだ。
これまでと違って、今回は報道統制をあまりしていない。
むしろ騒動の実情を派手に広報している。
新型肺炎の騒動を、宣伝戦に利用していると考えるべきだ。

衛生レベルの高い国では、新型肺炎は恐ろしい病気ではない。
冬季、肺炎で亡くなる老人は珍しくない。新型肺炎に限ったことではない。

武漢の感染者数や死者数が話題になっているが、なぜか昨年の数字は語られない。
毎冬、風邪やインフルエンザで、武漢ではどれだけの人が亡くなるのか？
昨年の感染者数と死者数の数字がメディアに載らない。
そもそも中国が広報している数字は、実数よりも誇大ではないのか？
小さな騒動を派手に騒いでいるだけではないのか？
新聞やテレビの記者たちは、おかしいと思わないのか？
昨年の死者数と比べると、今年の死者は何人でそのうち新型肺炎による死者は何人…という報道があってこそ、客観的な状況判断ができる。

それがないままに、中国は空騒ぎの延長で、日本批判を始めた。
感染防止に失敗したと、世界に広報している。
チャイナマネーを流して、欧米の主要メディアでも日本批判をつづけている。
ほぼ同時に、東京オリンピック中止という不正確な情報も流れだした。

この騒動を、中国は日本批判、日本のイメージダウンに利用している。
これが宣伝戦。
日本は目先の患者対策に右往左往することなく、中国の宣伝戦、謀略戦に対抗すべきだ。
オールドメディアにもチャイナマネーが流れている。
検査ガー、休校ガー、イベントガーと、本質から離れたことを騒ぎ立てて、中国の宣伝戦に協力している。
検査しても、特効薬がないのだから時間と費用のムダ。
検査ガー、検査ガーと、メディアが煽っていても無視すべきだ。

いま必要なのは、新型肺炎は風邪の一種であり、こじらせれば肺炎で死ぬこともあると広報することだ。
風邪や肺炎の治療薬は効いているので、よほどの高齢でもなければ死亡することはないようだ。
通常の風邪やインフルエンザにかかる人もいる。
新型肺炎だけが怖い病気ではない。
普通の風邪でも、こじらせれば亡くなることもある。
くれぐれも中国の宣伝戦に踊らされないことだ。

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■新型肺炎、退院後14%が再び陽性　中国「経過観察を」
(朝日新聞デジタル - 02月27日 11:07)
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