【時評】苦情は英国か、船会社に言え！

英国船籍の客船の責任者は、誰なのか？
船内の最高責任者は船長。
船内は英国領土なので、主権は英国。
運営責任はアメリカの船会社。船長も社員である。

したがって船内の問題は、船会社が英国政府の指導に従って解決するしかない。
英国政府→船会社→船長の構図だ。
日本政府は要請されれば支援するという立場ではないか？
日本の主権は船の外、突堤までだと思う。
乗客が上陸する場合の条件設定や検疫業務はできるが、船内の主導権は持っていない。

今回の件で、日本政府を批判するのは間違いだ。
責任の所在は英国政府と船会社。

感染のうたがいがある旅行者3000人を、ただちに隔離することなどできない。
どこに３０００人分の個室があるのか？、誰が治療して、誰が看護するのか？
その費用は誰が負担するのか？
日本人の費用ならば日本政府が出すにしても、アメリカ人やカナダ人の費用までもを日本の税金で負担する義務はない。

いわれなき批判に対しては、日本政府は大声で反論すべきだ。
反論しなければ、日本批判を正しいと認めることになる。
日本の名誉を守るためにも、政府は反論すべきだ。

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■「最も危険な場所の一つ」　新型肺炎対応、海外から批判
(朝日新聞デジタル - 02月20日 19:47)
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