【時評】いじめは心の病気

いじめの加害者は心の病気だと、かなり以前から精神科医が指摘している。
だが現場も、メディアも、いまだ認めようとしない。
弱者に迷惑をかけることが楽しい。
叩いたり、罵ったり、物を隠したり、捨てたり。
それが楽しいから、いじめを止められない。
それらが不愉快なことなら、誰もいじめなどしない。
楽しいから、止められない。
病気である。

そのような子供が大人になれば、どうなる？
セクハラやパワハラで訴えられる。職を失う。賠償させられる。刑罰を受ける。
いじめを楽しいと感じる心を治療しないまま大人になると、犯罪者の予備軍だ。
犯罪者になる前に、治療すべきだ。
子供を救いたいのなら、いじめは早期発見、早期治療が大事だ。
教師や保護者だけでなく、社会全体が共通認識を持つべきだ。

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昨年度いじめ54万3933件　重大事態602件　ともに過去最多
2019年10月17日 18:40 毎日新聞
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5829824