【時評】ヤメロ！、嘘をかさねた軽減税率と増税対策

今回の増税対策はデタラメばかり。
低額所得者を救済するのか、特定の産業を保護したいのか、それとも新産業を育成したいのか？
嘘とバラマキが多すぎる。
まず軽減税率がいかがわしい。
低額所得者を救済するというが、はっきり言っておかしい。
酒やタバコの割増税率は消費を抑制するためのもの。
ならば軽減税率は消費を増やすためのもの。
低額所得者を救済しない。
より多くの消費をする者が得をする税制度だ。

デパ地下で高級食材や惣菜を買い、自宅で食べれば８％
定食屋で食べれば１０％、もちろん牛丼も１０％
低額所得者を救済してはいない。
高額な食材や惣菜を買う人が軽減税率の恩恵を受けている。
こんな大嘘を公約にして、軽減税率をゴリ押ししているのが公明党。
国民をバカにするな！
外食が贅沢って、いつの時代の感覚だよ！
立ち食いやセルフサービスの飲食店、イートインなどは８％でイイじゃないか。

ポイント還元は零細自営業者の保護が目的なのだろう。
だが、還元期間が終われば、大手スーパーとの競合はこれまでと同じ。
一時的な延命であって、自営業者の継続には役立たない。
プレミア付商品券を低額所得者限定で販売するのならば、意義がある。
だが、高齢者や子育て世代に範囲を広げると、高額所得の高齢者や裕福な子育て家庭でも購入できる。
独身の若い低額所得者の税金で、裕福な人々が恩恵を受ける。
ヘンな制度だ。
ゼッタイに反対だ！

その他、景気対策と称したバラマキが多すぎる。
手間と経費がかかりすぎて、なんのために増税するのかわからない。
増税を一時中止して、もっと効果的な増税対策を練るべきだ！

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■税制改正大綱は１３日決定＝与党
(時事通信社 - 12月06日 19:01)
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