【時評】失業中の日本人を雇用しろ！

外国人労働者は低賃金で不平も言わずに働くから、雇用したい。
日本人労働者は待遇や社会保障、年金など、あれこれ主張するから雇用したくない。
セクハラ対策やパワハラ対策もやりたくない。
これが企業の本音だろう。

日本人労働者への、逆差別だ！
政府が産業界の要望にそって、外国人労働者の受け入れを拡大するのならば、雇用条件を日本人と同等同質にすべきだ。
日本人労働者が外国人労働者と対等な競争で雇用される環境を整えるべきだ。
そうしないと、日本人労働者が解雇されて、代わりに安価な外国人労働者を雇用する企業が増えるだろう。

外国人労働者の地位を向上させて、日本人労働者と同等同質の雇用条件にしなければ、日本は非人道的国家として、批判されるだろう。
もちろん損害賠償をすることにもなるだろう。
外国人労働者を安価な労働力として輸入するような考えは捨てるべきだ。

日本には潜在的失業者が多い。就業をあきらめた人たちだ。
ニート、引きこもり、育児ママ、既婚女性、中高年男性、高齢者など、雇用されていない人材がある。
外国人労働者を使い捨てにする発想を止めて、日本人労働者を増やすべきだ。
政府の仕事は、眠っている人材を発掘することだ。

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■入管法案、１６日審議入り＝衆院法務委、職権で決定
(時事通信社 - 11月15日 19:05)
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