【時評】正社員、年功序列制度はやめよう

正社員制度、年功序列制度は、出産・育児で退職する女性に不利な制度。
家族の介護や、自分自身の病気や怪我で退職した人にも不利。
連合はすべての労働者の幸福を追求すべき。
専業主婦家庭を支える男性労働者の利益だけを追及していてはいけない。
正社員と非正規雇用、派遣との格差解消にも取り組むべき。

正社員を無くし、雇用形態を単年度年俸制に移行していくべき。
昔、戦国時代は「七度浪人せねば、男にあらず」といわれていた。
良き主君、頼りがいのある主君を求めて、武士は主君をなんども変えた。
仕えてみて、「コイツはアカン」と思えば主君見限り。
部下が上司を見限って、他家へ移るのだ。
今の時代ならば、「七回転職せねば、労働者にあらず」と言いかえるべきか。
自分の体は自分で守る。
過労死するまで働くよりは、そんな会社を見限って、もっとマシな会社に転職すべし。
単年度年俸制ならば、過酷な仕事を強いる会社からは社員が逃げだす。
ブラック企業は人材が集まらないから消えていく。
正社員という報酬で、アルバイトを酷使することもできない。

失業の心配をしたくないから正社員・年功序列制度を支持している人も多い。
だが、なんらかの事情で退職すれば、もうもとの正社員には戻れない。
正社員制度は、運よく、定年まで働けた人だけが得をする制度であり、なんらかの事情で脱落した人は救われない。
現代の雇用制度にはふさわしくない。

連合は雇用現場の実態に応じた政策を提案してほしい。

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■衆院通過、「極めて遺憾」＝働き方法案、高プロを懸念−連合
(時事通信社 - 05月31日 19:05)
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