【時評】子育てと仕事の両立は苦労が多い！

熊本の女性市議が子供を連れて議場へ入ったことが、まだ話題になっている。
私は市議のパフォーマンスに賛同する。
議会を休むという選択もあっただろうが、すべての働く母親ができることではない。
休めば解雇される弱い立場の女性労働者も多いだろう。

私は男ではあるが、中学3年のときに父親が亡くなり、以後は母子家庭。
我が家は夫婦共働きだったから、父が存命中の頃から、母は働いていた。
だから、働く母親の苦労は理解している。
私が子供の頃は、コンビニもなく、ホカ弁もなかった。
食料品は夕方までに、市場で買うしかなかった。
銀行でお金を下ろすときは、3時までに窓口へ用紙と通帳を持参せねばならなかった。
今は便利になったが、それでも苦労がなくなったわけではないだろう。

待機児童問題が話題になってから、もう何年もたつ。
夫婦で子育てをしようと提唱されているが、世の中はいっこうに変わらない。
母子家庭や父子家庭への支援対策も充分ではない。
それでいて、少子化が止まらないと嘆いている。

男社会はいつになれば意識を変えるのだ？
働く親を支援しなければ、日本の未来を支える人材が枯渇する。
子育て支援以上に、重要な政策があるのだろうか。
少子化は、北朝鮮のミサイル以上に恐ろしい。

乳児を抱き議場に、厳重注意
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4880643