北朝鮮内部情報

■北朝鮮軍「無慈悲な報復免れない」　米韓軍事演習に談話
(朝日新聞デジタル - 08月22日 11:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4727843

最近、日記書く気力が失せ、ずいぶん間が空いてしまいました。
たまには書かんといかんですね。
というとこで、久々の北朝鮮情報です。

「＜北朝鮮最新報告＞今年も兵士は痩せていた ミサイル発射の一方で栄養失調に苦しむ若い軍人たち」（アジアプレス）
一般人民は配給が無くても市場で稼いで何とか糊口をしのいでいるのに対し、
朝鮮自民軍の兵士は個人で商売することもできんから、一般人民よりはるかに飢えている。
栄養失調に苦しむ兵士も多い、というのはもうずいぶん前から何度も日記に書いてきた。
状況は相変わらず、というか、かえって悪くなってるんでは・・・？

「金正恩氏、中学生にも「軍入隊を強制」か…兵力不足が深刻」（デイリーNK）
350万人が餓死したとされる1990年代末の「苦難の行軍」の時代に生まれ育った世代、栄養不足のために成長が悪く、徴兵検査で身長・体重など、不合格の者が多く、このため決められた数の兵士が集められず、合格基準を引き下げてまで強引に徴兵している・・・
というのはもう何年も前の情報で、当時日記にも書いた。

で、今は・・・
上に書いたアジアプレスの記事にあるように、兵隊に取られると飢えて、栄養失調に苦しむことになるから・・・ありとあらゆる手段を使って兵役を忌避する者や、入営しても脱走する者が多いそうな。
で、結果、やっぱり兵士の頭数が足らん。
ということで・・・中学生になったばかりの15歳の者たちに「入隊嘆願書」なるものを強引に書かせて、徴兵しとるそうな。

南が「お笑い韓国軍」なら、北は「ポンコツ北朝鮮軍」という言葉も目にしますな。


ちょっと話の毛色は変わりますが・・・
「北朝鮮の軍事技術者が脱北か…家族とともに姿を消す」（デイリーNK）
姿を消した軍事技術者、姿を消した理由が、金策（きむちぇく）工業大学在学中の息子が韓国ドラマを見ていたのが発覚、党から処分を受けるのを恐れて・・・という理由らしい。
韓国ドラマを見るなどという行為は、北朝鮮では重大犯罪というか、政治犯扱いですからな。
なんだかなぁ・・・

まぁ、そんなことより・・・
姿を消した軍事技術者が何を研究していたか・・・
「アラミド繊維」の研究をしていたとの情報が・・・
「アラミド」って、なんか、どっかで聞いたことあるな・・・と思って検索してみたら・・・
「強度、防弾・防刃性などに優れ、防弾チョッキ、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材(アスベスト代替)やタイヤの補強材、光ファイバーの補強材」
「耐熱性・電気絶縁性に優れ」
などという情報が引っかかってきた。
「帝人」という会社の名前も引っかかってきましたな。最先端技術と言って良いのかも。

「自動車のブレーキパッド」という文言を見て思い出した。
オイラが走らせた○ンガポールの車両のブレーキパッドの素材に関わる話の中で「アラミド」という言葉を聞いた。
こいつのおかげで散々苦労させられましたな。
もっとも、そもそも摩擦で発生する熱容量の設計が根本的にダメだったんであって、アラミドという素材自体がアカンということではないですが・・・
カネをケチって、鉄道車両用のブレーキパッドを作った実績の無いど素人の会社に発注したのも根本的に間違っておる。
おっと・・・これは本論ではない。脱線してしもうた。

問題は・・・
「耐熱性に優れ」
この部分ではないかしらん・・・？
ど素人のとんでもないトンチンカンな発想かもしれんけど・・・

今、さんざん話題になってる北朝鮮のICBM、大気圏再突入のとき、空気の摩擦で猛烈な熱に襲われるんじゃないっけ？
要するに・・・ICBMの耐熱素材としてアラミドの研究をしておったのでは・・・？
ってのは考えすぎ？
もうすでにICBMは完成しておるけど・・・
その完成したICBMに乗せる核弾頭、こいつも猛烈な熱に襲われるだろ。
核弾頭はこの熱に耐えられるんだろうか、猛烈な熱に襲われて大気圏突入時に爆発するようなことはないんだろうか・・・？
などというところに思考回路が回った。
もし核弾頭もこの熱を防護せんと、核ミサイルとしては役立たずということであれば・・・
ICBMは何度も何度も発射実験やって完成しておっても、核弾頭を積んでの大気圏再突入の実験は未だやってないだろ・・・って、そんな実験、できるわけないんだろうけど・・・
核弾頭を熱から防護して、ミサイルに積める段階まで来ておるのか・・・？
う〜〜ん・・・素人にはよく分からん。

姿を消した軍事技術者、西側に脱北してきてくれんかな。
北朝鮮のICBMに積む核弾頭の耐熱にかかわる研究開発が、どの程度まで進んでおるのか、すでに完全に熱の問題は克服する段階に来ておるのか、そういう情報を、こちら側陣営にもたらしてくれかな・・・

考えすぎか・・・？