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2018年10月07日11:21

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雇用者も妻も、夫が育児と仕事とどちらを優先にするべきかハッキリ提示するべき

昨今、イクメン論議や夫が家事で使い物にならない論が多いが、夫を職場や家庭の労働力として使う立場にある雇用主や妻は、育児(家事)と仕事のどちらを優先にするのか、そろそろ明確にオーダーを示すべきだろう。

世の中の夫と呼ばれる立場の人がみな飛び抜けて優秀で、曖昧な指示でもすべて善きに計らってくれるのならば忖度ベースで何も問題ないが、世の中そんなに優秀な人間ばかりではないので、曖昧で自分の損得しか考えていないオーダーを出せば、使われる側の夫もテキトーにやる人が大半になるだろう。



イクメンが少数しかいなかった頃は、そういうアーリーアダプター層はモチベーションやスキルが高い人が多いので、イクメンとは無条件に素晴らしい人だった。

しかし「イクメン」という言葉が世に定着し、数も徐々に増えてくると、イクメンは優秀で人間性も素晴らしい夫ばかりではなく、程度の低い者も混ざってくるようになる。

うちの近所の具体例で言うと、子供を乗せる座席をつけた電動自転車でマナーの悪い走行をするイクメンが増えた気がする。歩道走ったり斜め横断したり道路の右側を走ったりと、かなりフリーダムだ。

ロードやピストやMTBで我が物顔で走っていたら、世間の目が冷たいし警察もマークしているのですぐ止められるが、子供用座席つき電チャリだとなんかスルーになっている感はある。

マナーの悪いイクメンに対して苦情を申し入れたり警察が止めたりして、育児に差しさわりがあったらものすごく逆ギレされそうで、なんか関わりたくない。



日本企業の働き方は、お客様が神様で雇用主がお殿様なので、神や殿に忖度するのが当たり前だから、営業日の定時時間内に正社員がいないのはあってはならない事態だと言える。

だから日本は有給消化率が低く、長期休暇を取るのは論外という空気感があるので、公的な旗日を増やしてハッピーマンデーにする傾向がある。
まぁ旗日を増やしても休めるのは事務系のオフィスばかりで、メーカーのラインは定常業務なので旗日でも動くし、小売・接客・流通業務に旗日は関係ない。

そういう業務慣行の日本企業において、子有り世帯の夫だからといって頻繁に休んだり、時短・在宅勤務したり、フレックスを使ったりしたら二軍扱いになり、昇給・昇進で後れを取るし、リストラがある時は肩叩き対象になる。

今のところ企業サイドは、よっぽど余裕がある会社じゃない限り育児や介護を理由にしたフリーダムな勤務は認めない(評価しない)方針だと思う。

つまり企業は明らかに仕事優先だが、そう公言してしまうと炎上して企業イメージが悪くなるので、表向きは絶対に口を割らない。



世の中の妻のみなさんはどう考えているのだろう? つたないながらも育児・家事を手伝ってくれるが昇給・昇進しない夫と、育児・家事は土日にちょっと手伝うぐらいだが残業もやってしっかり家計に金を入れる夫と、どちらが良いのだろうか?

もちろん育児・家事を完璧にこなして収入は同世代の平均を上回っているのがベストだが、そんなスペックの男性はごく少数しか居ない。

企業側が仕事優先で夫を仕事の拘束からフリーにする気がない以上、現実的には男性は仕事優先にするしかないだろう。

それで納得できない女性は、そもそも結婚しないか、要求スペックを満たす夫を得るために競合する女性を蹴落とすか、妻同士で団結して夫の雇用条件の改善を雇用主やその地区の議員と折衝するかして行くしかないだろう。

最も現実的なのは最後の、妻同士が団結して雇用主や議員と政治の場で議論すること。日本の有権者の半分以上は女性(女性の方が平均寿命が長いので)で、メディア上の分析では女性票の支持がないと議員や知事は当選出来ない。



理屈の上では女性が団結して陳情すれば、安全保障や外交関連以外の法ならほとんど動かせると思う。都下の女性専用車両は、創価学会婦人部の3万の署名で実現した。

都下の女性人口は約690万で、未成年は有権者ではないので除くとしても600万ぐらいは女性有権者になる。そのうち3万ならわずか0.5%で、都下の女性票のわずか0.5%の陳情で女性専用車両は実現した。

おそらく女性票の10%ぐらいが団結して、夫を仕事から解放して育児・家事・介護に回せ! と要求すれば、当落がかかっている議員や知事や市長は震えあがって即応する。立法や行政がそう計らうならば、逆らう雇用主は少数派だと思う。

生活をより良くするための責任と権限は、既に女性側の方が強いと思う。男性が何か発言しても、男性は既存の政治や仕事に既に組み込まれてしまっているので権力者から相手にされないし、男性からの提案では女性が納得しないから、女性から発信しないといけない。


■「パパもつらいよ…」育児・仕事に奮闘する“父親たち”の本音
(TOKYO FM + - 10月06日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5320203
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