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2018年03月23日21:25

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下馬評通りにメルセデスとレッドブルが速い

メルセデスは鉄板と言っても良いだろう。ここはもう強過ぎて面白くないあせあせ(飛び散る汗)

注目はレッドブルで、フリー走行2回目でフェルスタッペンが2番手に入ってきた。
しかしフェルスタッペンはルノーエンジンのトップスピード不足に懸念を示しており、実際スピードトラップのトップ10にレッドブルが入っていない。
最高速で10番以内にいないのにトータルラップで2番手なところに、レッドブルのシャーシの凄さが表れている。



さて、同じエンジンを積んでいる最高のシャーシのマクラーレンだが、8番手タイムとなかなか頑張っている。もっとも7番手と0.5秒ぐらい離れているから第二集団だが。

アロンソ車がFP1でエグゾーストトラブルでガレージで過ごしたし、バンドーン車はピットストップする度に送風機で冷やしていたそうだから、未だに冷却問題は解決していないと見られる。

マクラーレンのセクタータイムは、テクニカルなセクター3だけ良くて、高速区間のセクター2が遅いので、例によって相当ウイングを立ててダウンフォースをつけている。

そういうセッティングだと単独走行のフリー走行や予選はそこそこ速くでも、決勝レースはストレートが遅くてDRSで抜かれるし、ドラッグが大きいと燃費が悪くなるので、勝負どころでパワーをかけることが出来ない。マクラーレンは何がしたいのか分からないチームだ。



ここのところ好調なハースは、なかなか良いタイムを出している。車体もエンジンも昨年のフェラーリのコピーなので、序盤戦は速いだろう。その速さを後半戦までもたせられたらすごいが、勢いはエンジン1基めの間ぐらいのような気はする。



トロロッソ・ホンダは16番手と地味なスタートになったが、ここはドライバーが二人とも新人でメルボルンのコース初走行なので、経験を積ませるべくラップ数重視で走らせたそうだ。

Yahooのコメント欄だと、ホンダが遅いと喜んでいるコメントが多く見られ、株価が下がると安倍叩きして喜ぶ人達みたいで実に楽しそうだ。

そして驚くべきことに、トロロッソが最高速トップ3に入ってきた。2番手のボッタスと3番手のガスリーがわずか0.7km/h差。昨年のマクラーレン・ホンダの遅さから比べたら信じられないトップスピードだ。しかしこれを誉めるコメントは見かけなかった。

ホンダは来年のレッドブルへの採用の査定中だから、1基めのエンジンで必ず7戦走り切って信頼性を証明しないといけない。壊れてもイイから速いぞアピールは出来ない。その信頼性重視モードで走ってこれだけの最高速だから、ホンダのパワーは既にルノーを上回ったのではないかと思える。

もっともトロロッソは顕著に高速区間のセクター2が速く、タイヤのオーバーヒートに悩まされたとコメントしているので、おそらくウイングを寝かせてダウンフォースを削っている。ダウンフォースが少ないからタイヤが空転しやすく発熱しやすいと思われる。

つまりマクラーレンとは逆に決勝重視のセッティングを取っている感触がある。田辺さんも燃調マッピングを入念に取ったとコメントしているから、燃費とパワーの兼ね合いを重視しているように見える。

ホンダは気筒休止機構を搭載してきたので、これによる燃費向上や冷却マージンは決勝レースになってみないと効果のほどが分からない。理論通りに効果を発揮するものなのかどうか、決勝レースの後半のペースに注目したい。



■F1オーストラリアGP FP2:接戦の中団勢でトロロッソ・ホンダは16番手、マクラーレンは再び速さを見せる
(AUTOSPORT web - 03月23日 16:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=186&from=diary&id=5039421
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