mixiユーザー(id:7303697)

2016年08月26日18:47

974 view

「性癖」の誤用の蔓延

> 会見では裕太容疑者に関して「性欲が強いとか、性的嗜好がおかしいと思ったことはないか」という質問もあり、

「性欲(の強さ)」とか「性的嗜好」は、基本的には「性癖」とは関係ないから。厳密に言えば様々な「性癖」のごく一部としてこういう部分が含まれないとは言い切れないけど。


この誤用は以前から気になっていたが他の点でも批判されているこの質問した記者は勿論、この記事を書いた人間も誤解しているらしいし、そしてザッと見た限りでは日記やコメントを書いている人達の中にも、それについて触れたものが見当たらない。
こんなに誤解が広まっているとはビックリ。
このような「誤用や誤解が蔓延した状態」を指して一部のバカどもは、「言葉は変化するものだ」というお得意の主張を展開するのだろうが、少なくともそれが完全に、そして長期にわたって浸透する前までの段階は、「大勢が間違っている」だけで間違いは間違いだから。


念のため、『デジタル大辞泉』から引用しておく。

> せい‐へき【性癖】
> 性質上のかたより。くせ。「大言壮語する性癖がある」
> [補説]「性」を性質の意ではなく性交の意ととらえ、誤って、性的まじわりの際に現れるくせ・嗜好、交接時の習慣・習性の意で用いることがある。




高畑淳子に「息子の性癖」質問、ネットで批判噴出
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4161531
8 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する