2007年にから僕はジ彫金という技法を学びました。
なんかカッコよくて。糸のこぎりでザクザク切る音。
金槌で金属をたたく音。
そういったのが手作業という職人という姿にカッコよさを求めて
彫金の道に進みました。
最初は、でぶっちょで今思えば不格好でカッコ悪いと思うものしか
作れなかったけど、毎日毎日あきらめることもなく
彫金をやり続けてきました。
自分の脳内では作れる技術なんて限界があるから、
自分の工房に引きこもるような生活ではなく、
自ら足を運んで東京、名古屋、イタリアなどで
技や知識を身に着ける事をし続けてきました。
常に孤独との戦いなので、
ひたすら作業をするしかないです。
作業時間は、そんな明るいものでもなく
もくもくと行います。
ただ、完成した時の喜びはとてつもないです。
本当に笑顔になるというか。
お客様も喜んでくれるし。
それで全てが報われます。
そんな生活を18歳から今31歳までずっと続けていたら、
まるで魔法のように、自分でもこういったものが作れるようになったと
信じれないくらいの作品が出来ました。
透かしを使った作品です
魅力って何だろうって、昔から思っていて
それを探求していた生活を続けていたからこそ、
ここにたどり着いたのではないかなと思います。
探求心をどんな状況になっても燃やし続けることって
本当に大事だなと感じます。
これだけは、誰にも負けないという
強いものを持ち続けることをお勧めします。
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