mixiユーザー(id:7046969)

2018年05月28日23:42

338 view

仕事のこと

土曜日に、出張からもう1泊して少し散策してから・・・と思っていたホテルで急に体調に異変を感じてぶっ倒れた。

自分では風邪がついに胃腸にきてしまったなという感じではあったのだけど、クリニックで胃が痛くて悶絶していたら「腹膜炎じゃないか!?」と大袈裟に捉えられ、結果そのまま救急搬送される羽目に。
結果、精密検査を色々したものの深刻な所見はなく、点滴を1時間しているうちに落ち着いてきたことで「大したことないですから帰っていいですよ」と放り出されたのだが(笑)、その後のフライトは地獄だったよ。

そして3日目の現時点、今日だけで30回以上はトイレを往復している。
通常、胃腸炎はノロウイルスなどのように感染源がある程度特定しやすいものなんだが、今回は何のウイルスなのかも、何が原因なのかもハッキリしないという。

ただハッキリしているのは、5月入ってからずっと体調が良くなかったということ。思えば先々週の福岡出張の直前も体調を崩しかけていたし、あの時に抗生物質を処方されて飲みきったにもかかわらず、咳や痰が切れることなく、ずっと風邪の兆候が体内に残ったままだったように思う。

今回の大阪出張は個人的に区切りの一つだったこともあり、終わった瞬間に張りつめたものが切れて気が抜けた部分もあったのかもしれない。
そして2月以来、アホみたいに忙しく、また精神的にも色々と理不尽な思いをしたこともあり、かなり疲れが溜まっていたようだ。

実は今月、あることを人事から警告され、そのことでモチベーションがガタ落ちしていた。今いる会社はずいぶん変わったところでね。極端な話、仕事をするもしないもそれぞれ次第、という面もあって。それぞれに数字の目標はあるし、達成できないと評価上のペナルティもある、ということにはなっているのだが、それでもベースは年功序列であるし、そもそも目標数字の設定の仕方に経営的な一貫性や論理性を微塵も感じないということもあって、未だに漫然と仕事をするという風土が強く残っていて。

そんな雰囲気だから当然、経営は苦しい。苦しい上に中長期的な事業の展望を経営陣は誰一人として描けていない。描けていないから猶更、伸び悩む事業が多い中で大幅な伸びを記録している事業への期待の目は過剰なものになっていく。しかし面白いことに、明確なビジョンがない故に、伸ばしていくための十分な人的リソースは投下しない。

現場としては忙しくなれば当然、周りへの役割分担の要求も強くなっていくし、ミスへの許容の幅も狭くなっていく。しかし、求められている数字がある以上、それをまともに達成しようと考えれば、自分の限界点を超えてでもやってやろうと、無理をしてしまう。その結果、周囲とは摩擦が生まれる。アンバランスな数字の配分や周囲の奮起は横に置かれたまま、その摩擦の部分だけを一方的に責められる形となり、「ここじゃ稼ぐことは悪なのか」と、気持ちが折れかかって真剣に転職を視野に入れるようになっていた。

そんな中で、最終日の業務を終えた後に関西支社の人事部長が呼び止めてくれて、こちらの悩みを聞きつつ色々な話をしてくれた。特に自分にとって何かが大きく解決するような話では何一つない。でも話しを終えて宿に戻るまでの間、ありがたくて涙が出そうになっていた。理不尽な思いを組織の中でした時に、それであっさり折れてしまう前に、まだやれることはあるんじゃないか、と。

組織の中に、こうして見てくれて気にかけてくれている人がいるのならば、くじける前にもう少しここで頑張ってみるのも、アリなのかな、と。

今の経済情勢見れば、あとは自分の年齢的な制約を考えれば、今すぐに転職先を具体的に探すのがベストなタイミングなのは確かだ。

でも思えば、この会社に社員として入社すると決めた時、このルーズさというか、やりたいことは自分の判断で何でもやらせてもらえるという自由さに魅力を感じて入ったものだった。そして実際、自分が信じるままに好き勝手やらせてもらえて、結果を残すことができた。自分への自信にもなった。

もう少し、頑張ってみるべきなのかな。
あるいは、今のように疲れた時に、それこそ会社的には悪い意味ではあるがわがまま言わせてもらって、自分のコンディションを立て直して、ペースとモチベーションを取り戻してからやっていく方法もあるのかな。

まだ揺れてはいるけれども、もうちょっと慎重に考えて身の振り方を考えようと、自分なりの頭の整理と備忘のためだけに、コイツを書いてみた次第。


2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する