最近、さり気なく「社長」の肩書がないことが不便だった。
別に偉そうにしてたいわけではなく、
社会的信用というか、フリーランスの限界はやはりある。
んなもん10代からわかってたから、
ずっとその準備して、勉強して、30歳で起業して、
合資・株式・合同と作って背負ってたけどさ、
その間結局、作品を作ることがまったく出来なかった。
まぁジャスト10本で終わって、
もういいやと思ってたから、開き直ってたけど、
やはり根底ではストレスであったのは間違いない。
フリーのスタッフらの老後の為を考えていたし、
ワシはもう演劇業界に喧嘩売りたかっただけだし(笑)
フリーでいるのは楽ではある。
収入の不安定さとかは別にいいんだけど、
微妙に現場数多くなってくると不便さをすごく感じる。
プライドでもないんだけどさ、
んなもんドブに捨ててるけどさ、
ワシに対してではなく、
ワシはフリーのスタッフへの態度・対応・扱いに腹が立つ。
フリーの役者らは頑張れば事務所に入れるが、それもまたね。
うまくやってる人はうまくやってるけどさ、なんかな。
さすがにこの年で社会的信用だとかどうでもよくて、
やるなら戦いなんすよ、ガチで。
問題はどう戦うか、なんだけど。
もう余生でいいやと思ってたけど、
なんかいろいろ言われると、やはり考えちゃうよね。
とか考えると会いたくなる男、一人。
こいつだけがワシのそれを理解していた。
が、社長に戻らないと会いに行けないのかなと思う。
悩むところだ。
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