宮崎奈穂子さんが初めてCDリリースした2007年10月からすでに10周年を超えて11年めに入って早8ヶ月超。
10周年という節目に、記念というよりも新たな始まりとして制作されたアルバムなのだと思う。
To the beginning 、原点に戻る。ライナーノーツにかえて、制作担当の川口氏が書かれた「覚書」には正にそれ!と頷いた。
このアルバムでは、優しいだけではない力強い歌唱が聴ける。それこそ、川口氏も聴きたかったという「魂揺さぶる」歌だ。楽曲は仮歌シンガーとして活動していた時のもの。この鳥肌モノの感覚は、その後の1stシングルと2ndシングル(ともに4曲収録)に通じるものだ。そして、当時のデモ音源、確かに粗削りなんだろうけど、オケの楽器アレンジがシンプルなこともプラスして、宮崎奈穂子さんの歌と声がグイグイ心に響いてくる。
オビに書かれている言葉
「はじまりからはじまりへ」
楽しみだ。期待してます。
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