名古屋 05/14 ARENA TOUR 2016 A - MADE IN JAPAN レポ(前編)
2016年05月14日「ayumi hamasaki ARENA TOUR 2016 A - MADE IN JAPAN」名古屋、日本ガイシホールのライブレポートであります。
今回も「がっつりネタバレ」なので、セットリストや衣装やステージの構成や演出など、内容を知りたくない方はご注意ください。
※.初日なので、衣装はもちろん演出もあまり補完できておりません。参戦する度に精度を上げていきますので…ヨロシクお願いしまーす。
【ステージ】注:ツアーやカウコンとは違うサブステでした。
昨年のツアーやカウコンとほぼ同じステージ構成。メインステージの真ん中から、客席に向かって花道が伸びていて、先端にサブステージがある形式。
ただし、いつものように昇降あんど回転するターンテーブルを内蔵した円形ステージはありません。
サブステの中心に昇降する機材が埋め込まれていて、サブステ自体は「Aマーク」を意識した形状になっています。そのような演出も途中あるらしい。
座席の写メ(ミクシィのみ)を見れば分かると思いますが、アリーナの後方側がAの脚二本ですな。あと、クレーンのような特殊機材等はありません。
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いつものようにステージには「カーテン」があってステージの全容は見えません。スクリーンはメインステージと両サイドにあって、メインステージの天井にも横長のスクリーンがあります。
開演前、サイドのスクリーンには「ツアータイトル」が映し出されていました。
【セットリスト】
以下の通りでした。カウコンのコンセプトを、さらに和テイストにした感じ。演出は基本シンプルで、それぞれの「章」毎に魅せる構成だったと思う。
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[SET LIST]
01.tasky
02.GREEN
03.FLOWER
04.WARNING
05.rainy day
06.MOON
07.INSPIRE
08.You & Me〜Lelio〜XOXO〜glitter
09.BRILLANTE
10.Mad World
11.Endless sorrow
12.ever free (CD)
13.Survivor
14.until that Day...
15.Days
16.You were...
17.evolution〜SURREAL
18.vogue
19.You are the only one
[ENCORE-1]
20.Mr. Darling
[MC]
21.Summer Love
22.Boys & Girls
23.TODAY
[ENCORE-2]
24.MY ALL
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春の章:01-04
梅雨の章:05-06
夏の章:07-08
無の章:09-12
秋の章:13-14
冬の章:15-16
終りの始まりの章:17-19
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以上。シンプルな演出の裏に隠れて、あゆの意図が沢山ありそう。紐とくのは結構難しいかも。演出や衣装や見せ場など、詳しくはネタバレ【衣装や演出】をご覧下さい。
【衣装や演出】
衣装や演出などをまとめました。記憶が曖昧で覚えていない衣装や演出もありますが、とりあえず現時点でのまとめです。
01.tasky
薄暗い会場。メインステージには「緞帳(カーテン)」があってステージの全容は見えません。
「本日は…、うんたらかんたら、…まもなく開演します。」のアナウンスの後、しばらくすると会場が暗転してスタート。
(開演ブザー、ティミーのアナウンス、あゆボイスはなかった。今後変更されるかも。)
暗転直後、歓声が自然発生。場内には、和テイスト「tasky」のイントロが流れ始めました。
緞帳(カーテン)には、CGが映写されていて、宇宙空間、カメラアングルがどんどん進んで行き、最後は「地球」が映し出されていました。
引き続き、建物や立体交差の中を、カメラアングル目線で疾走するCG。
和テイスト「tasky」の楽曲が 終わるのと同時に、緞帳(カーテン)に「MADE IN JAPAN」の文字が大きく映し出されていました。
オープニングは以上、開演です!!
02.GREEN
イントロが流れ出すと、緞帳(カーテン)がゆっくりと上がっていきます。(カウコンと同じ感じ。)
ステージには、巨大な「螺旋階段」のセットがあって、ダンサーズ、パフォーマーなど、全員がすでに各自の立ち位置でスタンバイ中でした。
あゆは、その「螺旋階段」の一番上にいました。(←中盤以降は階段から降りてメインステージ中央に移動。)
楽曲は、和楽器などを用いて「和テイスト」にアレンジされていて、落語の出囃子(出ばやし)とまではいきませんが笛や鼓や琴の音色あり。
衣装A。カウコンのような着物。胸元が少しはだけた着こなしで、左右非対称。カウコンより白を基調とした感じ。襟元など所々に刺繍あり。
ダンサーズ、パフォーマーも和テイスト。赤い提灯や赤い和傘や扇子を持っていて、和楽器の太鼓、小鼓(こつづみ)を持った人もいました。
天井の部分には「MADE IN JAPAN」の電飾文字。凛とした「GREEN」のイメージに「和テイスト」を融合。豪華絢爛な演出ですな。暗転で終了。
03.FLOWER
暗転明け。あゆは「ゆりかご」に乗っていました。ゆりかごの表面には、楽曲のタイトル「花」がすき間なく装飾されていました。
こちらも「和テイスト」の楽曲。サビでの、あゆの力強い歌声がとても印象に残っています。
引き続き、衣装A。さきほどと同じ衣装だったと思います。
中盤「ゆりかご」が持ち上げられると、花道を全員で行進、サブステまで来て引き返します。
スクリーンには、桜吹雪が舞っていて、花道にもリアル桜吹雪あり。あと、行列の中には「獅子舞」もいました。
なるほどなるほど『命は芽吹き、桜舞い、獅子舞が喜びを告げる』はこれだったのかと納得。
サブステから戻ってきた「ゆりかご」が、真正面ではなく横向きになったら、暗転…で終了。
04.WARNING
ここで、昨年の目玉だった「WARNING」が登場。
(カウコンでも同じような流れでしたね。あの時は「GREEN」のあとでした。)
まずは天井部分に「WARNING」の文字が表示され、小さめのサイレンが鳴ります。
あゆ「いくぜー!!」の雄叫びを上げながら登場。(暗転中、衣装Aの着物部分を剥ぎ取り、衣装Bにチェンジしていました。)
衣装B。黒の衣装だったハズ。(詳細はチェックできず…カウコンと同じ仕様だったかも。)
基本的な演出はカウコンとほぼ同じで、昨年のツアーでの「あゆシルエット」と「LICOエミ」の動きを全員で再現。
花道の真ん中あたりで、一連のパフォーマンスを終えると、サビステには移動せずにメインステージに戻る流れでした。
今回、カッコよかったのは、メインスクリーンに、ダンサー達の顔(決め顔)の白黒写真がバラバラに表示される演出がありました。
説明が難しいですが、なかなか男前なので要チェック。
最後、天井部分には「WARNING」の巨大文字が警告点滅。
で、終わるかと思いきや、このままの流れで、バンドメンバーの紹介と見せ場に移動。
バンドメンバー達が花道を移動してサブステに移動。会場を盛り上げます。
(このとき「この楽曲が終わったら撮影は禁止。スマホや携帯電話の電源は切って下さい。」のメッセージが天井のスクリーンに表示されていました。)
まさにWARNING(警告)ですなw
このあと、バンドメンバーの演奏が終わると、暗転。
05.rainy day
スクリーン映像からの開始。雲や雨目線の映像で、真上から地面に落ちてゆく雨(雨音もあり)の映像。
直後、目線は地上に下がって、人間の目線に変化。街中に降る雨の映像と雨音が会場に流れていました。
ステージには、レインコートを着て傘をさすダンサーズが登場。スクリーン映像とのシンクロ開始です。
あゆは、ポップアップで、メインステージに登場。
衣装C。白の衣装、ベアトップのドレスで胸の部分はすべて銀色のキラキラ仕様。(ヘアバンドあったかも?)
あゆは、ステージの前方で歌い、その後方には、レインマン・ダンサーズは入れ替わり立ち代わり登場。
スクリーン映像は、ずっと雨模様。梅雨ですな、ジトジトベトベトの梅雨。
最後には、雨は止み、レインマン・ダンサーズも傘をたたみます。
あゆは、ゆっくりと後方に歩き出し、振り返ったところで、暗転。
06.MOON
スクリーン映像には、星空、夜の海辺、そして、大きな「月」が映し出されていました。
(ずっとスクリーン映像って書いてるけど、その前に張ったカーテンかもしれません。後日調査。)
『もう泣かないでと言わんばかりに月が現れる。』予想通りここで「MOON」の登場です。
あゆは、メインステージの中央で熱唱。ここでは、女子のムーン・ダンサーズが出てきてのパフォーマンスあり。
後半、白シャツの男子ダンサーズが、あゆの真後ろに立ち、後ろから抱きしめたり、背中合わせに立って手を繋いだりする場面あり。ムキー。
終盤は、スクリーンに無数の流星群が映し出されていて幻想的な映像もあり。
歌い終わって、あゆが振り返ると、白シャツの男子ダンサーズの姿はなく、差し出した左手を上に上げた状態でポップダウンでハケる。暗転。
ex.詳細は調査中
ここでスクリーン映像と、その後ろにいるパフォーマーとの動きとをシンクロさせたパフォーマンスあり。
スクリーン映像に「水中」を透写、水に飛び込む音と泡が映し出されると、後ろにいるパフォーマーが、宙づりされたままで、飛び込んで泳いでるような動きをシンクロさせる演出。
要するに幻想的なパフォーマンスがここであった。詳細は調査中、見とれてしまって申し訳ない。
07.INSPIRE
暗転明け、スクリーンに「砂漠」が映し出されていました。(日本の設定だから砂丘?)
真夜中のようで、その後インドっぽい音源が流れ出します。
直後、白い服を着た、白服ダンサーズが登場。横一文字の隊形に並ぶと、イントロが流れてきました。
あゆは、メインステージにポップアップで登場。
衣装D。黄金の衣装、チューブブラ??の様な感じ。引き続き調査。
いつもの「here we go」の叫び声はあったのか確認できず。
間奏部分では、いつものように花道を通って一座の行進。
大サビでは、サブステの昇降機材で上昇。相変わらずこの楽曲は男前全開ですな。
08.You & Me〜Lelio〜XOXO〜glitter
突然、ティミーが喋り出して客をあおります。EDMの音と映像、ここからEDM系統です。
てゆうかさ〜、またまた、性懲りもなく、絶対に意図的。意地になってるとしか思えない。ここで、あの曰くつきの楽曲が1曲目に登場。
衣装D。引き続き、黄金の衣装。ただし、白のキャップ、インカムを装着。
ここでは「銀のテカテカ装飾のキックボード」に乗って、サブステまで移動する場面もあり。
途中「うわっ!!」の叫び声には笑ったw
花道では全員でラインダンスをしたりして夏を満喫している設定。
最後、あゆ「名古屋、めっちゃ、いいねー!!!」と叫んでから、ポップダウンでハケます。
09.BRILLANTE
イタリア語で、輝かがやく、光り輝く、きらめく、まばゆいの意味らしい。
その意味のように、スクリーンには、オレンジ色(赤色?)に輝く球体が映し出されていました。
ここでは、あゆとパフォーマーとの、エアリアルあり。
あゆは、骨組みだけの球体の中(鉄格子の球体ではない。骨組みは3本のみ。)にいて、インカム装着、そのまま歌っていました。
衣装E。白の衣装。引き続き調査。
終盤、輝く球体の形は崩れていき、ゆっくりと爆発しているようにも見えました。
無の世界、ダークすぎる。
10.Mad World
メインステージに無事着地。(もちろん、衣装はさきほどと同じで、衣装E。白の衣装。)
ここで、私のお気に入りの登場。ニューアルバムの中ではこれが一番好き。
珍しくスクリーンには歌詞が全部表示されていましたね。
> 教えてよねぇ
> あなたなら、この時代をどう生きる?
> 教えてよねぇ
> 私はもう、この時代に心から吐き気がしてるだとかって、
> 本音はどこにやればいい?
終盤、両膝をついて、全身を使っての熱唱。ここは鳥肌モノ。要チェックです。
ラスト、後ろから来た男に「お前は何も言うな」のように、あゆの左手をとり、あゆの口を塞ぐ仕草がすごく怖い。
直後、暗転。
11.Endless sorrow
暗転明け、一転、会場は明るくなります。
(もちろん、衣装はさきほどと同じで、衣装E。白の衣装。)
ここでは、間奏部分では布を使用したエアリアル、その他は地上で歌うのパターンでした。
大サビ前の間奏部分で、あゆの「大ワザ」が炸裂します。
あゆのパートナーは、体を水平に保ちつつ顔の目線は真下、さらに背中側に腕を伸ばした状態で両腕に布を巻きつける。
その首にあゆが「両腕だけ」を引っ掛けた状態で宙吊り。
2人はそのまま上昇。もちろん、あゆに命綱はありません。ドキドキハラハラですよ。
(ネットにも画像はあがっていたハズ。かなり危険な技。)
最後、お姫様だっこされた状態のエアリアルで終了でした。
12.ever free (CD)
ここで、昨年のカウコンであった「影絵」が登場。「ever free」はCD音源のみ。あゆは歌いません。
今回の「影絵」は、生きること「命」を表現しているようです。
・母と娘。娘はまだ小さい。墓(父?)にお花を捧げる。
・娘はどんどん成長する。逆に母親はだんだん老いてゆく。
・母と娘は喧嘩をする。家を出てゆく娘。
・娘に愛する人が出来る。そして、結婚。結ばれる2人。
・娘が妊娠、お腹が大きくなる。
・娘が出産、ゆりかごの中には赤ちゃん。
・赤ちゃんを抱いて喜ぶ娘と男。その後ろを、年老いたヨボヨボの母が歩く。
・ヨボヨボの母は墓にお花を…直前で倒れて、花を落とす。
・その花を娘が拾って渡す。ヨボヨボの母は墓にお花を捧げる。
みたいな「影絵」がありました。
最後、娘は母とは気がついてない、誰の墓かも覚えてない…そんな映像に見えたのは私だけかな。
さらに「影絵」には続きがあって…
・we are alone(私達は孤独)
を人文字で表していました。他にもメッセージがあったけどメモれず。後日補完します。
続きは「後編」をご覧下さーい。
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