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2017年12月25日08:27

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ありがとうスパイラル!!

スケルトン全国選手権大会を長野市浅川のスパイラルで見学してきました。冬季オリンピック長野大会から20年。何度か市議会の視察で視察はしていましたが、大会を見学するのは久しぶりでスケルトンは初めてでした。長野オリンピックでは地元出身(長野市篠ノ井御幣川)のリュージュ山田映理子選手のファンクラブ(えり‘Sクラブ)をJCシニア中心に作り、事務局を仰せつかっていたのでプレ大会から応援に行ってました。昨日も、選手育成や大会準備に参加する山田映理子さんと再会しました。
 当時は最新鋭の電光掲示板や機器類も今ではレガシー。スタート地点、ゴール地点のフロアは板ですから選手のスパイクでボロボロ!長野県産カラマツ材の壁面も定期的なメンテナンス(再塗装など)もしていないので、馬小屋のようです。環境に配慮した世界で初めてのアンモニア冷却システムも更新時期を迎えていて、長野市としてはこれ以上の維持は無理と判断していることは仕方のない事だと考えます。
 しかし、今回スケルトン全国選手権に参加する選手は70名ほど、ボブスレーやリュージュ選手も少しずつ育っている状況であり、花形競技と違い選手層は厚いとは言えませんが日本に唯一の施設を国としてIOCとしてどの様に考えているかということではないでしょうか。
 国やIOCが数千億円の建設費を東京大会(税収が沢山ある黒字の東京都)に出費するのであれば、ボブスレーリュージュパークの改修費・維持費は毎年赤字を計上する長野市に負担させるべきではないと感じます。小池百合子都知事の都民ファーストは即ち地方ワーストという象徴的な税金の無駄遣いです。長野のオリンピック施設は、涙が出るほど冷遇され東京大会はジャブジャブと税金をつぎ込む前例を作れば、札幌大会でも大きな税金投入がされるのでしょうね。高速道路や新幹線も都会への投入が終われば地方への投資は無駄だと中止や縮小をされる状況。東北の一部や山陰地方ではまだまだ公共交通の整備が遅れている状況では魅力ある地方造りでも、最初からハードルが設置されているようなものです。いろいろ不満を書きましたが、税収がしっかり確保されている東京は自主自立すべきです。
 いずれにしても長野市としてはこれ以上の維持は無理と判断して今シーズン限りの製氷も終わります。コースつくりや製氷作業も一から学び20年のレガシーを築いた作業員のスピリッツを高く評価して、ありがとうスパイラル!! 

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