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2017年07月17日07:23

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寄席

古典芸能ウィーク第三弾。

連休を利用して、東京に行ってきました。
東京に用事があるのはかみさんなので、私はお供の者です(笑)


東京にあって群馬にはないもの。
それは…寄席。
(他のものははあるんかい)

ということで、夫婦完全別行動で(笑)
私は寄席を満喫することに。

出演者を調べると、どうやら新宿末廣亭が面白そう。

あ、落語を知らない方のために説明しておくと、寄席というのは一人10〜20分ほどの持ち時間で、色々な人が入れ替わり立ち替わり出演します。落語だけでなく、漫談、手品、太神楽、紙切りなどの色物さんも出て、4〜5時間くらい楽しむ場所です。
都内に5箇所くらい?あります。
なので、番組表を見て、自分好みの出演者が多い寄席を選んで行ったりするわけです。

さて、末廣亭。
昼の部と夜の部があるのですが、入れ替えなしなので、うまく行けば昼の部の後半から夜の部まで通して観られると踏みました。
さっそく新宿へgo。

だったのですが。

10年ぶりくらいの末廣亭だったもので。
新宿で迷ってしまいました(T_T)
駅からそんな遠くないのに、ぐーぐる先生に助けを求めてやっとたどり着く始末。

結局、昼の部の終わり間際にやっと到着しました。

昼の部の主任(トリ)は木久扇さん。言わずと知れた笑点の黄色いひとです(笑)
実は木久扇さんの落語って聴いたことなくてですね。一度聴いてみたいと思ってたので、間に合ってよかったです。
(迷わなければもう何人かお目当てもあったのですが)

木久扇さんは、いわゆる古典ではなく、「師匠との思い出」的なものを雑談風にネタとした噺。
師匠(先代林家正蔵)の物真似は、笑点でもよく披露してましたから、得意なんでしょうね。上手い!という落語ではないけど面白かったです。

で、昼の部が終わり、入れ替えはないけど、帰るお客さんたち。
私はそれまでは立ち見だったんですが、夜の部は座ってのんびり。


ちなみに、寄席は飲食OKです。

今回はしなかったけど、お弁当食べながら観ることもよくあります。

で、5時〜9時まで満喫。

夜の部の主任は柳亭市馬さん。
50代と落語家さんの中では若い方なのに、現・落語協会会長です。
さすがに上手。
「船徳」という、情けない船頭さんの噺をされてましたが、その情けない感じといい、乗客の慌てぶりといい…上手いなあ、と感心。
棹を立てて舟を操る動作をするんですが、膝立ちで腰から上しか動いてないのに、まるで本当に長い棹がそこにあるような錯覚を起こさせてくれました。
すごいですねえ。


そんなわけで寄席を満喫したあと、居酒屋でほろ酔いになって帰った来ましたとさ(笑)


…このために寄席では弁当を食べなかったのでした(^^;

皆様も機会があれば是非、寄席をお楽しみくださいませ。
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