恐らく同じシチュエーションでやることは二度とないので
ネタバレもへったくれもないです。
【事前準備】
道具：
キャラシ（簡易版）
オープニング:
GM播磨がTGDのTRPG体験卓を開いている。
いざ開始となったとき、彼はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
そして貴方達の意識は暗転した。
エンディング:
貴方達が目を覚ますと、今まさにGM播磨が準備を終えたところだった。
そして彼はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
備考：
主犯はGM播磨もといニャルラトホテップ。
舞台は体育館の仮想現実、好きにやれる。
現実に戻る手段は、体育館内に用意。
「元の世界」と「仮想世界」そして「戻った世界」は果たして同じかな？
（TRPGを知らない頃、体験、そしてTRPGを知った後）
【1卓目、恐らく正しいクトゥルフ神話TRPG】
PCの自己紹介を終えた後、
GM播磨はこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
意識暗転後、貴方達は元居た体育館に居た。
だが、先程と様子が違う。
会場では、人々は思い思いに遊んでいる。
だが、みな「半透明」だ。
触ろうとしても触れない。
それは目の前のGM播磨も同様である。
手元の机には「銀の鍵」と、「カボチャの置物」が置かれている。
(銀の鍵:現世に戻る用アイテム、鍵穴に使用可能、鍵穴はアポロンウィンドウ)
(カボチャの置物:エルダーサインを構成する装置、全5個)
辺りを見回せばいくつかの扉がある。
(倉庫×2、入口、外への出口、舞台袖×2)
体育館以外の小学校校内にはムーンビースト徘徊。
入口を閉めて、侵入を阻止させる。
外の出口からは脱出不可。
外を見ると明らかに異常な空間。
リミット演出の為、血の海が時間経過で接近。
===
チャイムが鳴る。
BGMの裏で怪しい声。
(呪文詠唱もどき、実際は外の化物がニャルを称える声)
体育館から人が少し減る。
倉庫を調べると、カボチャの置物。
持ち出し可能。
倉庫、ステージ、舞台袖付近に残り3つがある。
(五芒星、エルダーサインを描く位置に配置)
2階のバルコニーからは外の様子が見える。
血の海の水面が上昇し、その中に亡者の姿が見える。
徐々に体育館へと近付いている。
===
チャイムの音。
呪文？の音はより大きく。
血の海は更に高く。
そして人の数は、明らかに減っている。
2階バルコニーまたは、1階の舞台袖。
ここに音響機材がある。
音響機材前にはエキストラNPC。
更に館内BGM音量調節用ツマミと、
50%ほど上がったツマミがある。
ツマミは操作可能。
BGMは切れる、呪文は切れない。
外から聞こえてくるようだ。
エルダーサインが書かれたキーパースクリーンを発見。
見つけた「カボチャの置物」の位置が「光っていない」。
(カボチャの置物と、リンクしていると感じさせる)
カボチャの置物を確認・入手させる。
===
チャイムの音。
もはや時間はない。
次の鐘が鳴ると、恐らく悪いことが起きる。
脱出には以下の手順を踏む。
1.エルダーサインを破壊
2.エルダーサイン中央に、銀の鍵の鍵穴が出現
3.銀の鍵を、鍵穴に使用
カボチャを全て手に入れる事で、エルダーサインは破壊される。
この際、MPにペナルティ。
キーパースクリーンの☆中央が青く光る。
その位置は体育館の中央、ここに鍵穴。
実際は床シートの下なのでめくる必要がある。
鍵を差し込む際もペナルティ。
呪文扱いでSAN減少か、MP減少。
===
貴方達は現世へ戻ってきた。
人々はしっかりと実体があり、
外はいつも通りの景色だ。
貴方達の目の前でGM播磨がこう言った。
「さあ、TRPGを始めましょう」
これで貴方達はTRPGのなんたるかを知っただろう。TRPGへの一歩を、貴方達は踏み出したのだ。
〜 fin 〜
といった感じのシナリオでした。
細かい点は随時修正。
辻褄も適当に合わせる。
裏設定としては、
仮想現実から戻れないように鍵穴を隠匿。
更にエルダーサインを仕掛けて鍵穴を無力化。
（エルダーサインを魔除け扱いとし、
銀の鍵の転移を魔術と見立てて、
無力化させている）
この為、外の化物は実は体育館へ入ってこれない。
だが、時間が経過し過ぎると帰還の望みは絶たれ、
この狂気に満ちた仮想現実で暮らす事となる。
＝＝＝
インスト込みで2時間弱ほどでしたね。
あ、初心者の方がやはり技能の%を低めに割り振ったりしたので、
後半は基礎値×5か、アイディア、知識、幸運で振らせることにしました。
後は経験者の方が居られた事と、
探索者が等身大のキャラクターだったので、
PLが操るPCとしてプレイしてもらいました。
1卓目は、ね。
※2卓目はパート2に続く
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