明日、コウノドリの10話が放送されます。
テーマは、新型出生前診断。
ドラマ(フィクション)とは言え、かなり扱うのが難しいテーマだと思います。
今の立場によって、それぞれ見方や感じ方も変わるでしょう。
もしかしたら、妊婦さんには酷な内容になっているかもしれません。
でも、公式サイトのスタッフさんのブログにも書かれていますが、ぜひとも、ご自身が当事者夫婦だったら、と思って見ていただきたいです。
新型出生前診断とは何ぞや?という方も。
聞いたことあるけどよく知らない方も。
結婚や子供をもつ予定(気持ち)がない方も。
ご自身やお子さんもすでに出産を終えもう出生前診断は関係ないと思っている方も。
本当に全く関係ないでしょうか?
兄妹や親友、お孫さんや、ひ孫。
あなたの周りの大切な人が、いずれ直面し悩み苦しむかもしれないものです。
新型出生前診断とはどういうものか。
何のためにあるのか。
なぜ受ける人と受けない人がいるのか。
受けた後にはどういうことが起こるのか。(ここはドラマでも深く扱われると思いますがとても重要だと思います)
そして、この検査が今後当たり前に妊婦全員に(希望を聞くこともなく)行われることになったらどういうことになるのか。
単純に知的障害者の数を減らせば、本当に、皆が幸せで今より豊かな国になるのか?(匿名とはいえネットではこういう意見が見受けられますね)
新型出生前診断がない頃に、何も知らないまま普通に出産した子がダウン症児だった、そして、そんな診断がない頃で、何の迷いもなく産めてよかったと心底思っている一母親の想いです。
色んな人がいるから、人によってはもしかしたら必要な技術なのかもしれません。
でも、今後もし妊婦さんが受けることが常識のようになっていって、それを望まない妊婦さんが、検査を受けないことや、ダウン症児(もしくは検査によってわかる障害をもつ子)を産んだことを非難されるような世の中になるのはとても危険で恐ろしいです。
明日の放送が、そういうことも描かれていたらいいなあと思います。
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