高寺成紀の怪獣ラジオ「ぼくたちのトクサツ！」
アンジュルム中西香菜 スペシャルトークショー
〜愛のため今日まで進化してきた特撮 愛のためすべて退化してきた特撮〜
3/7(火) 19:00開演 ＠調布文化会館
映画の街として現在開発が進められている調布ですが、3/5〜3/12の一週間、調布文化会館にて高寺成紀さんのレギュラーラジオとコラボした特撮展が開催されています。
私が会場に到着したのは18時。
トークショーが始まる前に展示を見ておこうと思い、展示コーナーへ。
特撮ファン垂涎の巣晴らしいジオラマ・現物の数々を夢中で写真に収めていたところでなんとフラッと展示を見に来たかななんが目の前を通り過ぎていきましたｗ
まぁその話はおいておきましょう。
高寺さんと言えば特撮ファンには言わずもがなですが、「激走戦隊カーレンジャー」や「仮面ライダークウガ」のチーフプロデューサーとしてご活動されていた方です。
既成概念にとらわれず常にこだわりを持ってオリジナリティーの溢れる前衛的な作品をいくつも作り出してきたそれはそれは偉大な存在なわけですが、そんなお方とハロプロメンバーが絡む機会などハロヲタ兼特撮ファンの私としては夢のような現場なわけです。
これはなんとしても行かねば！ということで応募したら当選。
小さな講堂のようなホールで、前から3列目下手寄りの座席でした。
開演時間は19:00でしたが、高寺さんから今回のイベントについての説明をしたいので18:45には着席していてほしいとのことでした。
これも言うまでもないですが、ハロプロにおいて「特撮好き」と言えばアンジュルム相川茉穂の専売特許です。
おそらく、いや、間違いなくこのイベントはあいあいのために企画されたものであって、かななんは現在休養中のあいあいの代理としてこの役を事務所から押し付けられた、とまで言うと邪推かもしれませんが、多かれ少なかれ全てのヲタはこう予想していました。
そんなヲタの気持ちを高寺さんも当然感じ取っていたようです。
18:45に高寺さんが登壇し、説明してくださいました。
大方の予想通り、確かにこの企画はあいあいを呼んで行う予定でしたが、突然の発表により一旦は白紙になってしまったそうです。
普通であれば代わりに特撮関係者を呼ぶべきだったのでしょうが、高寺さんはアンジュルムのメンバーを呼ぶことに固執していました。
それは何故かというと・・・
「私はアンジュルムのヲタです！」
突然のヲタクルム宣言に会場は拍手喝采。
しかし高寺さんは、あいあいのピンチヒッターとしてかななんを呼んだのではなく、あくまで映画好きなかななんを見込んで招いたとの説明。
そしてなぜか愛進愛退のMVをスクリーンで流してからかななんに登場してもらうことにｗ
MV終了後、かななん登場。
緊張がこっちまで伝わってきます。
それもそのはず、彼女からすればここは完全なるアウェー現場。
下手なことを言って特撮ファンを怒らせるようなことは避けたい。
まずはアイスブレイクに、高寺さんがかななんと他愛もない会話を始めます。
そこで明らかになった新たな事実・・・なんと高寺さんは、アンジュルムの中でかななん推し！！（まぁかななんを呼んでる時点で予想はついてましたがｗ）
そのきっかけはなんと会場にもいらした高寺さんの娘さんがアンジュヲタで、その影響を受けてハマったとのこと。
しかも高寺さんがヲタになったのはなんと田村めいめい卒業の後だとか。
にも関わらず高寺さんのヲタ度がとんでもなく濃い！ｗ
かななんとの会話中にも度々かななんブログやAS1422、シネドラ等をソースとする超マニアックなかななんネタを頻繁にぶち込むヲタプレー。
かななんも「なんでそんなこと知ってるんですか！？」の繰り返し。
「媚びなん」なんて知ってることに衝撃でしたｗ
肝心のトークショーは全部で3部から構成されていました。
�’�表で追う特撮映画作品の変遷
縦に3分割された画面は左から順にかななんの年表、特撮作品の年表、高寺さんの年表が対応するように並べられていました。
年表は高寺さん出生からスタート。
つい昨日ブログにキングコングの試写会を見たと書いていたことから派生してリメイク版キングコングの話や、『猿の軍団』は『猿の惑星』を円谷がパクったと高寺さんが明言してしまうといった特撮ファンなら笑える話、それ以外の人は置いてけぼりな話になんとか自分の持ってる数少ない映画知識でしがみつくかななんは見ていて苦しかったです・・・ｗ
ちなみにかななんは、USJで乗ったことのあるアトラクションの元映画は、アトラクションのような手短な爽快さが感じられないため好きではないそうで、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はつまらなかったと言っていて驚きましたｗというかそんな人初めて見ました。
しかし、最初は「怪獣映画」というだけで敬遠していた特撮映画も、今回のキングコングを見て少しだけ考え方が変わったとか。
高寺さんとしても何としても「怪獣映画」への偏見を払拭してもらうために力説されていました。
そして年表が、かななんがスマイレージに加入した2011年に突入し、年表に書き記される項目がいきなり増えた上に内容がヲタヲタし過ぎてまたもや会場爆笑。
高寺さん、自分の年表は「○○年、東映に入社」とか質素なのにかななんの年表だけ「スマイレージから小川紗季が卒業」だの「中西香菜、ヤッタルチャンプロジェクトに参加」だの詳しすぎｗ
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これは特に触れることもないので結果だけ貼っておきます
1.マスク
2.バットマンビギンズ
3.グレムリン
4.ジュラシックワールド
5.ガンツ
かななん、洋画の意味分からなかったのでしょうか・・・。
とこのコーナーでも四方山話をしている間に高寺さんの新たな事実が発覚。
どうやらアンジュヲタになる前はモーヲタだったらしいです！
黄金期ヲタかと思いきや、雨の降らない星では愛せないだろうとか普通に口をついて出ていたのでおそらくフルキャリアかと・・・ｗ
��事前に募集していた質問コーナー
ここで、私の左前に座っていた方が、『ウルトラマンオーブ』などでアニメーション監督をなさっている神谷純さんであったことが判明。
そしてなんとこの方は古くからのアンジュヲタとのこと！
その方から、「ウルトラシリーズの主題歌は地球全体への愛を歌っているが、アンジュルム（スマイレージ）さんは地球は今日も愛を育むをどういう気持ちで歌っているのか」という質問がｗ
神谷さんはつんく氏のライナーノーツにまで言及されていて、この曲初武道館の初披露を見て以来大好きな曲なのでまた歌ってほしいとのことでした。
ヲタレベル高そう・・・ｗ
と、この時点で終了時刻20時を大幅に過ぎた20:35だったので、全員で記念撮影をしてから一旦締めました。
その後休憩を挟み、高寺さんのみの特撮トークコーナーが始まりました。
テーマはもちろん・・・かななんについて（爆）
かななんがもし女優をやるとしたら、特撮作品のどのキャラが合うかというテーマでベスト5を考えてきていただきました。
1.沢渡桜子（仮面ライダークウガ）
2.汀マリア（バトルフィーバーJ）
3.小美人（モスラ）
4.X星人 波川（怪獣大戦争）
5.ジーラ博士（猿の惑星）
仮面ライダークウガのプロデューサー自ら、今もし仮面ライダークウガの映画を作るとしたら桜子役はかななんが適任だとの言葉が聞けました！感涙ものです。
小美人は元はザ・ピーナッツの役。
是非りなぷ〜と二人でやってほしいとのことｗ
そういえば自分も昔、かななんスマイレージ加入直後の握手会でかななんとりなぷ〜の見分けが付かず、間違えて話しかけてしまうという失態を犯したことを思い出しましたｗ
それにしても高寺さん、本当にかななん知識が凄すぎるｗ
僕の知識じゃ到底敵わないレベルのスマ・アンジュ知識をお持ちで、あれでヲタ歴数ヶ月なんて信じられませんｗ
最後に「自分はまだハマったばかりで在宅なのでこれから現場にも足を運びたい」とのこと。
まずなんでそんな用語を知っているんだろうと・・・ｗ
しかし高寺さんはただのにわかヲタクではありませんでした。
あいあい・かななん双方への気遣いを忘れず、上手にかななんをいじり、また特撮の魅力にアンジュルムの魅力を重ね合わせて器用に語る姿からは、アンジュルムに対する熱い愛情が感じられました。
本当にアンジュルムメンバーのことを尊敬し、愛していなければあんなに丁寧な進行はできません。
高寺さんを見て、いまいちど自分のヲタクとしての態度を考え直さなければならないと感じました。
高寺さん、参りました！！
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