mixiユーザー(id:65326017)

2017年07月23日08:06

87 view

厳しくても良いんじゃない?(長文注意)

まず、タトゥーを認める事を世界基準と考えるのはどうかと思うね。
認めるも何も、勝手にやって来てたでしょ?
まあ、『個人が彫りたがってるなら良いんじゃない?』って事だった。

視点をどこの視点で見るかで、大分変わると思うが、結局この問題、『受動喫煙問題』と似てる気がする。

彫りたいとか掘る人から見ると、「アート」ととらえた方が都合が良い。
しかし、一般のやらない人からすると、刺青と違って、誰でも出来る上に簡単なので、何でもない中途半端な人間がイカツク見せたいのか、何なのか分からんけど、彫って後で泣いてる人がかなりいると聞いている。
タバコもそうだが吸う人と吸わない人、刺青は掘る人と掘らない人の視点が対比してるのだ。

……で、何で医療行為にしなければならないのか?
刺青は刃物で皮膚を傷付け彫っている為に、熱を持ち酷い時は皮膚炎や膿などの酷い症状になる事になる。

しかし、タトゥーは電動式の針の様な物(返しがあるかは分からないけど)で浅く突いて皮膚に傷を付けている為、ある程度の知識あれば、誰でも彫れるとは思うが……。

俺がタトゥーについて思うのは、何で消す時だけ医者なのか?って事ですよ。

『毒を作るものは、必ず解毒剤も一緒に作る』と言われるが、タトゥーは彫る人と治す人が違うのは、常識的に考えてもおかしな話だ。

そもそも、刃物を人の身体に入れれるのは、医者か殺人などの犯罪者。
彫り師が彫るのも消すのも出来れば良いけど、彫るのはするけど消すのは知らないでは、やはり世の中ズレてくる。

例えば今の時代で考えると、『裁判沙汰の時』
彫ったのは良いけど、その後の不備についてだ。
例えば膿んできたりして、腫れて後が残ったとか、何等かの後遺症になった時、当然訴えるなら『彫り師』って事になる。
無論、ヤクザ屋さんとかアウトローの人達の話だけなら、裁判所まで行く事はないが、相手が一般人となると裁判沙汰は必ずおこる。
『責任は誰にあるのか?』
と言う問題に必ず直面する。

医者自体、『医療として扱われてもな〜』と言うのが本音では無いだろうか?
彫る事を求められると、そこには必ず責任が発生する。
何かしらの炎症などおこした時に、必ず訴えられるリスクを負わなければならない。
これは医者としては避けたいところだろう。

『それは彫ろうとした本人の責任じゃないか?』

勿論、そう一般的にはそう思って当然だし、俺もそうは思うが、一般的に世間まで刺青認めると、当たり前になってしまう為、彫ろうとしている人の自己責任を当然と思わない人が必ず出てくる。
「世間で認められた行為をしてるのに何で俺に責任があるんだ!?」
となる。
つまり『彫る事が上手ければこうは成らなかった』となってしまう。

実際、皮膚が炎症おこしたケースもあると思うが、それでもまだ、今の時点で少し闇の部分的な感じなので、表にはなってないが、訴えたい人はいると思う。

俺自体は、上記の件もそうだが、今の日本の民族の意識・文化レベルで、刺青は認めてはいけない行為の1つと考えている。

俺は元々、刺青とかはやりたい奴は勝手にどうぞって感じだったが、今の日本の思考や犯罪等を見てると、どうも『楽観してると危ない問題に発展する』と思ってならない。

ハッキリ言って、今の日本はどこまで人を信じて良いのか分からない闇の時代に入ってると思っている。

親が子供を、子供が親を殺害など日常茶飯事。
介護師が睡眠薬や他の薬物を飲ませる、看護士が医師が………等々、本来命の側に立つべき人間が、本来味方の筈の親兄弟子供までが、敵になる時代。
日本の歴史において、これほど人間自体信じられない時代は無いのではないだろうか?

なのに、責任の所在を明らかにしない状態は、非常に危険だと言う事だ。

彫り師の人は『刺青はアート』と言うが、では誰かが怪我や皮膚の炎症等で訴えた時、『責任は全て私にあります』と言えるのか?
芸術作品と言うのなら、『責任は負う、逃げも隠れもしない!』と言い切れるのか?

「既に法的整備」まで求められるところまで来てるし、「刺青は芸術作品」とまで彫り師が言ってしまったので、『話の始めとして責任はとれるか?』と言う話は必ずでる。
これは認めるかどうかの前段階の話。
これを否定しては認めると言う話すら前にはいかない。
認める以前に『彫り師が全責任を負う』と言う大前提の基、話が始まるのである。

で、『彫り師が全責任を負った』前提として、法の話だが、法的には確か『人の身体にメス等の道具で傷を入れる行為は医療に当たる』となってた気がする。
救急の場合は分からないが、基本法的考えでは、免許のある医師以外出来ないと考えるのが常識だ。

では、法的に認めたら?
となるが、これも現状『そもそも芸術と言ってる物に資格が必要か?』と言う話になる。
『芸術なら人の身体にやらんでも………』と言う基本的な話になるし、どう考えても、『日本ではまだムリじゃね?』と言う考えに至る。

俺は『九紋龍史進』と言う『全身に9体の龍の刺青を彫った中国の「水滸伝」の好漢』の名前を拝借して使っているが『水滸伝の一番始めに出てくる好漢』であり『史進の生き方や思考が好き』なだけで、刺青自体は彫りたくはない。

そもそも、この史進もそうだが、水滸伝には刺青入れた好漢や人物が多く登場する。
1つは中国のその当時の文化や流行りもあるだろうが、まず頭に入れなければならないのは『登場する好漢の中で「人殺しや盗賊」の類いの犯罪者が多い』と言う事だ。

無論、話になるくらいなので、それなりの事情があって、やむを得ず犯罪者になってしまった好漢が多く書かれてるが、中には生粋の犯罪者もいる。
その為に刺青を入れられた人も多数いる。

欧州では、この犯罪者の烙印である刺青をカモフラージュする為に、今の様な刺青になった、と言う説もある。
つまりそもそも犯罪者である烙印なのだ。

日本では、刺青やタトゥーは、この印象が強く、刺青を見て『芸術的に感動』する人は一部の人だけで、大概の人は『怖い』や『威嚇してる』と思うのである。

私は幸か不幸か、多少の見慣れがあるので、『キレイに彫ってるな〜』とか『色が良い感じだ』とか思ったりもするが、それでも近くに居て『良い気持ち』はしない。

『喫煙者』は『多少の害があり、周りにも害や不快な思いをさせている』と理解してる。
なので、全く無くなってはいないが、外での歩行喫煙等は、昔より大分見なくなった。
勿論、自分も喫煙者なので、なるべくは喫煙場所以外で吸わない様にしている。

刺青問題も『自分の勝手』では済まない状況になっているし、彫り師も『やりたいと言うからやった』では済まされない時代なのだと理解して、『芸術作品』と言ってもらいたい。

また、長文になってしまった……。


■広がるタトゥー、彫るのは医師のみ? 法整備どうする
(朝日新聞デジタル - 07月22日 13:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4680780
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する