皆さま;
A. 現在運行中の13地域内公共交通の損益計算書コピーを送ります。去年の10月ごろは拒否された情報です。全13地域で実施中で定時一定路方式は「清原さきがけ号」(10人乗り)のみで、あとの12個はデマンドタクシー型(5人乗り)です。すべてに市から助成金が出ていますが、路線ごとに全事業費に占める助成金の比率はまちまちです。それでもH27年度で市からの助成金額総額は約7403万円ですから、バスへの補助金4620万円と合わせても約年間1.2億円ほどです。どこでも一日8便から10便の運航です。利用は定時運行時間の1時間前利用告知をしなければいけませんからだい ぶ不便ですね。この不便性を乗り越えて利用しているのは70歳以上の高齢者、障がい者、幼児を連れた親御さんたちが利用者なのでしょうか?H27年度に限って一日当たり平均乗車数を計算してみると25.1人から6.6人となります。25.1人を便数8便として8で割ると一運行車両あたり乗客数は平均3.1人乗車となります。企業助成金がもっとも多かったのは清原さきがけ号の1,000,000円でした。
B. 市の予定ではあと3路線追加して全部で16地域域内交通網完成とするようです。岩村はこの16地域域内交通を朝晩はJR宇都宮駅・東武宇都宮駅までの運行延長を主張しましたが、乗客の質と動向を考えるとちょっと もっと精査して判断する必要があります。一車両あたりの乗客数が5人乗り10人乗りの車で3.1人しか乗らないということは通勤・通学者は乗っていないということがわかります。宇都宮市内高校へ通う高校生はほとんどが自転車とバスを利用していると判断しました。だから、地域域内交通をJR宇都宮駅や東武宇都宮駅まで延伸する意味がほとんどないようです。意見を変えなければなりません。 2017−2−21 PM4:18 岩村報告
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