ひとつ個人的に非常に気になるコメントがあった。援助交際に走るというのはお金が好きだから、男が好きだからsexが好きだからで本人の欲望であると。これはややもすれば二次被害に繋がりかねないところもあるように思う。
性暴力を受けた時にそれが深刻なダメージを与えることは誰しも想像に固くないと思うが、その事からどういう行動が出てくるのか(トマウマ反応)は一般的なイメージでは男性恐怖に陥るとか行為ができなくなるとかその辺りを想像するだろう。コメント主もそれだけではないだろうが、援助交際に走るということとの矛盾点からそのようなコメントに至ったのであろう。それはそれで間違ってはいないが、そうでないこともある。
トラウマ(深刻な重度の心の傷)を受けた場合のトラウマ反応のひとつにトラウマの再演(リイナクトメント)と言われるものがある。
トラウマを受けた状況を再度演じることにより、そのトラウマを克服しようとする人としての心を守ろうとする行動のひとつ。
ここで絶対に誤解してほしくないのは、本人の自覚しての行動ではないということ。
もうひとつ、幼少期からの被害の場合はそういう行為でしか自身のアイデンティティーが保てなくなることもあります。
ちょっとちゃんと説明すると、かなり長くなるので端的に書きましたが、レイプ被害者が援助交際にはしる要因としてありうる可能性だということを知っていただきたいと思います。念のためかきますが、もちろん全てがそうであるわけではないですが。
ご質問やご意見などあればコメントどうぞ。
への性犯罪被害 語られざる「負の連鎖」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4450159
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