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2016年10月15日03:15

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20161014(金曜日)の日記 アニメが救った京都の伝統工芸

京都市中京区の馬場染工業へ。

ここは創業140年を超える老舗の「黒染め屋」。

「黒染め」は京都の伝統工芸だが、紋付きの着物など黒一色に染める文化が衰退し、京都では現在わずか6軒しか残っておらず、しかも家内染色は3軒、さらに代々継承する職人一家は、この馬場染工業ただ一軒のみという現状。

そして馬場染工業の五代目職人が馬場麻紀さん。
四代目が廃業を決意し、代々注ぎ足した染料を捨てようとしたのを見て、自分が5代目を継ぐと宣言。
黒染めの伝統を今に受け継いでいる。

そんな5年前、京都の行政からアニメ「ちはやふる」のグッズの染色を依頼され、オーダーに応えたところ「品質が素晴らしい」「手仕事なので小ロットで依頼できる」と評判を呼び、さまざまなアニメグッズの会社から続々と制作依頼が舞い込むことに。

そうして馬場さんは、日本でおそらく唯一の「アニメグッズ黒染め師」となった。
京都の伝統工芸が、アニメによっていま若者たちに支持されている。

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アニメの絵は「目が命」だそうで、目の部分を染めるのはもっとも気を遣うのだとか。
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