1人の首吊り死体が目の前にあった。
僕は法医学の先生の検死を何故か手伝う事になったのだ。
教授『○○くん、この人は首を吊って死んでたんだけど首吊りオナニーで死んだのか?
偽装工作されて、オナニーしてる様にみせかけてるかどっちだと思う?』
僕はあまりの問いかけに驚きを隠せなかった。
教授『つまり、この人は殺されたでしょうか?それともただの自殺?』
法医学の先生ははつらつと僕に問いかけてきた。
医者になると様々な異常死体と出会う事になるのだが
中々検死をすることはない。
(死体検案書くのと検死は別よ)
僕『目立った外傷はいっけいの後しか無いので自殺ですかね。』
教授『なるほど、では、先生が首吊りオナニーするならどうやってする?』
ん?公開処刑なの?
僕は戸惑ったが
僕『オナニーと言えるか分かりませんが、1人じゃ出来ないです。』
教授『何故?』
僕『首がしまったら、助けてくれる人がいないと怖くて出来ないです。』
教授『流石だね。君ほど適格な回答してくれる人いないよ。君そういうプレイしてるでしょ(笑)』
してま…ねーよ。
僕は変態のレッテルは好きだけど、これだけは嫌だと思って
僕『違います。』
静かにお断りを入れた。
教授『じゃあ本題に戻るけど、この人は1人でそれをするならどうするべきと思う?』
僕『安全装置ですか?』
教授『そうだね。この人のロープに安全装置は無かったということは?』
僕『他殺の可能性が高い』
教授『正解、こういう検死は医者じゃないと出来ないから先生みたいな若手がしっかり見つけてくれないと迷宮入りしちゃうから。気をつけてね』
僕『ありがとうございます。』
僕はその後、死斑の見方や解釈などをならった。
人の死体をちゃんと見ればその人の死因が分かることも分かった。
でもね、実臨床で心筋梗塞起こした人が病院にきたら
僕は心筋梗塞以外の診断をつけられるだろうか?
法医学の先生から
つい最近ある温泉地で15人が死んでる事を聞いた。
死因は心筋梗塞となっていたが
死斑が黄色くなっていた。
全員硫化水素で死亡していたのだ。
ただ、硫化水素が引き金で心筋梗塞を起こすかは分からないが検案をした温泉地の医師は分からなかったのだ。
これは、恐らく2ヶ月後くらいに大ニュースになると思います。
本当に大問題になるでしょうね。
一般人に言っても良いんかな?(-_-)
まぁいいか。
田舎は本当に怖い。
病院の検査もザル。
適当に毒物注射して、心配なふりして夜間検査もあまり出来ない病院運んだら適当に病死になると思う。
僕みたいなクソ真面目なやつは、死体検案書いて警察に連絡するけどさ。
田舎のジジイ医者は検案とか面倒臭いから絶対に連絡せんやろな。
色々考えさせられますな。
さらに言えば
首吊りオナニー日記を最後まで読んだ君たちも
大分危ない(笑)
■中毒死の病院4階、7月以降48人死亡 「やや多い」
(朝日新聞デジタル - 09月28日 07:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4214041
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