2017年08月12日08:02
解体屋さんで働いてた頃、五年ほど前かな?
三階建てのビルの一階の駐車場に4トンダンプを停めて
その真上の天井〜二階の床を約2メートル四方にくり貫き
さらにその真上の二階の天井〜三階の床も同様にくり貫き
つまり三階で発生した解体廃棄物を直接ダンプの荷台に投げ込める体制を整えた訳です
ビルの解体ではポピュラーなやり方です
さて、その日は三階の鉄骨部分などを主に切断して
投げおろしていました
切断方法はガス溶断、火花がめちゃくちゃ飛び散ります
もちろん、飛び火しないように水を撒く作業員も居るけど
なるべくなら極力火花を下に落としたくありませんよね?
そこで、三階の床の開口部もそこらへんのベニヤ板でふさぎました
あくまでも「火花を落とさない為のもの」です
ワシは「これはうっかり乗ってしまうと死んでしまうな」と、意識して仕事をしていました
それなのに、とっさの時に慌てて
そのベニヤ板に乗ってしまいました!
ベニヤ板は「びよよよん」とバウンドしただけで済みました
あれがもし、割れていたら
今、この日記を書く自分は居ません…
■ビル工事現場の5階から地下3階に転落、3人死亡 東京
(朝日新聞デジタル - 08月11日 18:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4713427
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