その症状、もしかして大人の発達障害かも?
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だいたいね、「発達障害」とか「アスペルガー症候群」とかいうネーミングが
気に食わないんだな、僕は。
「障害」「症候群」などと言う名をつければ、
それは≪好ましくない、矯正しなければならない病気≫
ってことになっちまうじゃないか。
自慢じゃないけど、僕は立派な発達障害だよ、初老を迎えた今でもね。
もちろん若い頃から「空気」なんか端から読めない人間だった。
読む必要もない、って思ってたよ。
なぜ自分の好みや主張を曲げてまで周囲に合わせる必要があるんだい?
さっぱり理解できないんだけどね。
発達障害という類型は、次のような人のことを言うのさ:
円満でバランスのとれた性格を持った大多数の人たちが、
仮に全部で100の能力があるとすると、
あらゆる方面に10の能力を発揮する、これが日本人の8割を占めている。
これに比べて発達障害、あるいはアスペルガーは、
ある特定の方面に90の能力を発揮するけど、
その他は1の能力しかない、きわめてアンバランスな性格のこと。
言っとくけどね、世界の歴史は発達障害とアスペルガーで進歩してきたんだよ。
歴史上の天才と呼ばれる人を見てごらんよ、実にはっきりしてるじゃないか。
モーツアルトは、音楽の面ではとんでもない天才だったけど、
プライベートでは日常生活さえ満足にできない魯鈍だったことは証明されてるし、
ベートーベンが円満な性格だったなんて言う人は、まさかいないよね?
ゴッホは狂い死にしたし、ピカソがあの才能を発揮しなければ、
単なるロリコンのセックスクレイジーに過ぎなかったじゃないか。
ドストエフスキーは、知る人ぞ知る「変態性欲者」だったしね。
その他、ニュートン、ケプラー、ガリレイ、アインスタイン、エジソンなど、
数え切れない天才たちは、アスペルガーだったのさ。
映画「アマデウス」で、モーツアルトの仇役だったサリエリが、
実に正鵠を突く言葉を残してるじゃないか。
曰く、
「凡庸な者よ、オマエたちは幸せだ」ってね。
日本でも、川端康成、三島由紀夫、芥川龍之介、夏目漱石の写真に、
善良な性格を見て取れるかい?
どれも、お近づきになりたくない人たちばっかりじゃないか。
知ってるかい、トーマス・マンはこうはっきり言ってるんだぜ。
「大作家、文豪の書いたものは『珠玉の作品』などとは大違い。
それどころか、一種の『ルサンチマン』に過ぎない、
だから『偉大な芸術家』はあんなに胡散臭い顔をしているのだ」ってね。
つまり、人口の8割を占める、円満な人格を備えた、周囲に好かれる人は、
あらゆる方面に均等な能力を発揮する、貴重な人材である代わりに、
言い換えれば「毒にも薬にもならない人たち」ってことなのさ。
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