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2017年03月21日08:14

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禅と浄土真宗、そのツインな関係

オウム真理教の場合、当時はその教義や実践のおかしさを帳消しにできるほどの反体制的なスタンスが前面に出ていたこと、この反逆的なスタンスに対するシンパシーが、知識人によるその教義や実践のおかしさへの指摘や批判を甘くした最大の理由だと僕は思っています。

中沢新一などはその典型。これは反欧米と近代の超克を目指した知識人たちがほとんどこぞって天皇制と日本帝国の軍国主義にシンパシーを感じ、批判勢力になれなかったのとみごとにパラレルになっています。

ぼくの場合も同じでした。幸福の科学よりは何倍もましだろう、と感じてたがゆえに、オウム真理教への批判が手薄になってしまっていたのは否めませんし、あれだけひどいテロに走る可能性などまったくの想定外でした。

アビは、OSHOと親鸞に会えたことが本当によかったと述懐しているけれど、ぼくも浄土真宗の教えは禅とがあいまつことで仏教の全体像を浮かび上がらせるツインの仕掛けであるように感じています。

思い返せば、日本仏教における最大の革命は法然から始まったというのが僕の見立てなのですが、その法然と禅の扉を開いた栄西のふたりがともに岡山の出であることも不思議な縁です。

また近世の神道系の改革の狼煙となる黒住と金光も岡山だし、王仁三郎の焼き物のルーツも岡山、大弾圧と拷問によって精神を病んだ王仁三郎の後継者である出口日出麿も、また大本に次ぐ『日月神示』を書き表した岡本天明も岡山。

日本におけるスピリチュアルな歴史の変革期には、なぜか岡山の地に縁のあるひとたちがキーパーソンとして現われてくる傾向があるようです。

岡山市は、2006年1月19日にインドのPoonaと姉妹都市提携を結びました。また岡山にある後楽園をモデルとした庭園がPoonaに造られ、さらに岡山市を走る市電のモモちゃんがPoona市電としても走ってるというオマケつき、
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