2018年8月17日読了 『YKKの流儀』 吉田忠裕 PHP研究所 1,400円(税別)
2017年9月1日 第1版第1刷発行 四六判並製 220頁
YKK会長であり、YKK株式会社・YKKAP株式会社 代表取締役会長CEOの筆者の自伝。
思い起こせば、と言う間でもなくYKKの本拠地である富山県でアチコチと市内を巡って、戸別に叩いていていたのは今から丁度、10年ぐらい前か⁈
ウンザリする営業で靴の裏だけすり減らした。
営業人生20年以上を自負していたが、1件も売れる処かアポさえ取れなかった。
今時、あぁいったどぶ板営業のようなスタイルは流行らないだろう。
当然、売れる以前にアポが取れない。
結果、富山の市内を歩き回って靴底を減らして無駄に時間を費やした。
あの営業手法は誰が考え出したのか?余りにナンセンスな手法だったと思う。
然し、営業の基本中の基本とも言えるんだが…
正しく無駄に靴底を減らして、真夏の盛りに富山平野で汗だくになるより休憩ばかりして時間を潰した。
あれだけコテンパンに数字が上がらないとグゥ―の音も出ないと言う感じだった。
そんな土地柄の富山で歩き回っていたのは10年以上前か⁈
今や、立派な身体障害者1級の身だもんな。
同じ事をしろと言われても今の自分では売る前にアポが1件も取れないだろう。
そんな冨山だったが、特殊な方法はない。
基本、朝から晩までどぶ板営業。
“叩く”と、称して戸別訪問でアポを取るんだが、あれだけアポが取れない・取れなかった営業人生はない。
俚諺だろう、犬は歩いても何にも当たらぬ。
おまけに策なし。
ヒタスラ、戸別に叩く・叩く・叩くの日々。
あれだけモノが売れない、アポが取れない営業は後にも先にもないと断言できる。
冨山=発音はトに掛かるが、汗を掻いただけ疲れ捲った日々だった。
さて、本書だがそのお膝元の富山の市内で1件もアポを取れず徒労に帰した日々。
然し、あの手法は原始的で原始的過ぎて二度とヤル気がしない。
冨山は土地は好いんだが、住んでいる人が変わった人が多いのかも。
で、透析終えて食事して帰宅したのに明日も又、朝からお務めである。
全然、今日は書評になっていないな…
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