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2017年05月22日21:07

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陸自機ボイスレコーダーを発見

陸自機ボイスレコーダーを発見
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4584322

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陸上自衛隊北部方面航空隊(札幌市)所属のLR2連絡偵察機が北海道北斗市の山中で墜落し、乗員4人が死亡した事故で、陸自の事故調査委員会は22日、同機のボイスレコーダーを現場で発見し、回収した。今後、操縦士らの交信記録の解析を進め、事故原因を究明する方針。

 陸自によると、ボイスレコーダーは22日午後1時35分ごろ、墜落した同機の残骸の中から調査委の隊員が発見した。交信記録が復元可能かどうかは「確認中」としている。

 LR2は15日午前11時47分ごろ、緊急搬送の必要な患者を函館空港で収容するため、同空港の西約33キロを計器飛行中に管制官と交信してから連絡が途絶え、約1分後にレーダーから消えた。フライトレコーダー(飛行記録装置)は不具合のため、事故当日は外されていた。【前谷宏】
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自衛隊機はフライトレコーダーなどの搭載義務はないそうである。特に極秘の任務などの時は外す事もあるだろう。敵地で撃墜されたときにそれは情報漏洩となるであろうから。

だが、このケースではそういうものではない。義務ではないが、不具合のため外して飛ばしたという運用が果たして通常時に許されるほど、運用は情けないものなのか、という気もする。

通常は代替機があるだろうし、故障した機器を持った航空機に、その部品だけが故障しているという保証もない。安全性を考慮するなら、そして緊急性や、極秘性が低いならば、代替機を飛ばす方が安全なように思えてしまう。

というのが運航としてはノーマルな考えだと思うのだが、違うのだろうか。だが、もちろん、それとこの事故とは何も関係なさそうである。事故が起きたのは急患搬送任務における着陸時の視界不良による山との激突であるが、おそらく高度計の故障とか、そういう話はないはずである。だが、フライトレコーダーさえ不具合の機体において、他の計器が正常である、という保証はどうも疑念を持ってしまう。

という疑義に対して、答える事ができないのが問題であろうと思われる。フライトレコーダーを搭載していなゆえに、事故調査にも限界が出るだろう。それが人為的なミスなのか、回避可能な事故なのか、どうか、そういう調査に支障が来るとすれば、それは残された課題として、運用から見直しが必要となるかも知れない。

それともこんな運用は日常茶飯事であって、これは、今回はその中でのたまたま不幸な事故だったのだろうか。よくわからない。

もしフライトレコーダーが外されてなければひとつの不幸な事故として処理されて終わったであろう。だが外されていた事が問題としてずうっと残りそうな感じがする。もちろん、フライトレコーダーがあればそれで万全という話ではないのだけど。。。

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