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2018年09月23日19:12

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講談社現代新書『永ちゃんとキヨシロー〜日本歌謡史の中のキング・オブ・ロック〜』

<惹句>
保守の「リアリズム」、サヨクの「ズル」。

<目次>
はじめに:中坊の私の矢沢&忌野初体験/ロックはカネかメッセージか/「永ちゃんは楽屋でクソしてま〜す」/二人の共演が実現しなかったわけ/両者の比較論はタブーなのか 他
1、貧困と戦争〜両雄の原点〜:ロックは「イン」か「ドロップアウト」か/矢沢家の経済事情と矢沢の学歴に対する私なりの疑問/矢沢=在日説はどこまで真実か/清志郎の明かしえない出自/文化系でも苦労しない三多摩という土地柄 他
2、GS、フォーク、ニューロックとの距離感:永ちゃんとキヨシローのビートルズ観/両者はGSブームをどう見ていたか/フォークに背を向ける永ちゃん、つるむキヨシロー/「2時間35分」に現れたオーティス魂/永ちゃんは陽水のアルバムをなぜ購入したか/ニューロック(=サイケ・メタル・プログレ)の罪/「雨上がりの夜空に」驚きの譜割り/ロックバンドを文化として定着させなかったGSの罪 他
3、ソロ志向とバンド志向:短命すぎたキャロル/同郷の幼馴染バンド・初期RC/キヨシローはコラボの天才でもある/永ちゃんの作詞家・ミュージシャン人脈 他
4、先行する永ちゃん、追うキヨシロー:永ちゃんの飛躍とRCの停滞/RCのバンド化〜オフコース、アルフィーとの比較/私が考えるニューミュージックとロックの違い/時間よ止まれ〜成り上がりの達成/1980年・RC大爆発/レコードセールスにおける両雄 他
5、ニューミュージックに迎合せず:メインストリームかオルタナティブか〜サザンとの比較/アイドルブームとニューミュージックの下火化 他
6、タレント・文化人としての二人:『成り上がり』はビジネス書の古典か/役者としてはどっちが上か/心に残るCM出演 他
7、後継者〜BOΦWYとブルーハーツ〜:ポストキャロルとしてのBOΦWY、ポストRCとしてのブルハ/買い被られすぎる両雄/BOΦWYから見たRC、ブルハから見たキャロル/BOΦWYの「無意味」とブルハの「意味」/インフラを整備するBOΦWY、便乗するブルハ/ヤンキーという生き方/地方ではなぜヤンキーがモテるのか/化粧系ロックとしてのキヨシロー/Xファンは永ちゃんとキヨシローのどっちに共感するか/永ちゃん〔キヨシロー〕が好きな芸能人・文化人/永ちゃん〔キヨシロー〕のファンはどんな人たち?/両者の国際認知度 他
8、キヨシローの「思想」、永ちゃんの「無思想」:RCの終焉〜『カバーズ』騒動とタイマーズ/「憧れの北朝鮮」〜キヨシローから見た社共勢力/「君が代」事件の真相/両者の慈善活動 他
9、キヨシローの終焉と永ちゃんの生還:冷戦の終わりと保守の堕落/新自由主義〜体制化する永ちゃん/アイドルブームとJロックの荒廃/AKBファンに聞いてみた〜「あなたはなぜロックスターが嫌いか」/キヨシローの死に永ちゃんが冷淡だったわけ/東日本大震災〜我々はキヨシローに負けたのか 他
おわりに:大学生に聞いてみた〜「ロックスターは今時痛い人種か」/人間夢を見ずしては生きていけない、だからこそ

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