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2016年05月29日18:31

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親の気持ちもわかってしまう俺がいる

■「しつけ」で山林に置き去り、小学生が行方不明 北海道
(朝日新聞デジタル - 05月29日 17:39)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4016573


これは本当につらい。
ニュースを見たときにものすごく胸が痛んだし、他人事じゃないなと本気で反省した。

俺も、子供に真剣さとか危機感とか、そんなのを持ってもらおうとか思ってたまにこういうことをやってしまう。
さすがに森に置き去りにするってことまではしないが、「世の中を知ってもらうために恐ろしい目にあわせてやろう」とか考えることが多々ある。
それは自分の中では「教育」のつもりなんだけど、あとから思い返してゾッとしたりする。
自分自身の危機感の無さに驚いてしまうのだ。

よって俺は、この憐れな親を責める気にまったくなれない。

子供さんが無事に見つかることを祈るのみだが、見つかったとしても、今までの生活や家族関係はもう戻らないだろう。

ちょっとした親の慢心というか、絶対的権力の誇示がこのような悲劇を生む。
つまり、この親は、ここまでしないと権力を示すことができないほど、自分に「親としての自信」がなかったんだろうなと推測する。

親御さんの後悔と罪の意識を考えると泣きそうになるし、置き去りにされた子供さんのことを思うともう胸が張り裂けそうだ。

家族で遊びに行った日に、なぜこんなことが起こるんだ。
悲劇ってのは、もう容赦なく我々を襲う。
俺たち親がちゃんとしないと、子供たちをしっかりと守って、ひとりの人間として「対等」に受け入れていかないと、こういうことはどんな親子にでも必ず起こる。


俺は「しつけ」という言葉が大嫌いだ。
これほど大人と子供の権力関係を示した言葉はないから。
「しつけ」などとたやすく口にする大人は、信用できない。
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