■評論家の西部邁さんが死去 多摩川で自殺か
(朝日新聞デジタル - 01月21日 16:48)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4952475
死者に鞭打つ様な記事を、書きたくはないが、西部さんの場合は、書かざるを得ないだろう。
いかに有名な評論家であり、優れた思想家であろうとも、自殺しては何も残らない。
つまり、西部さんの今までの思想的な業績が、皆無になってしまう、という事である。
凡人も高名な思想家も、この世に生を受けた以上は、生き抜くことが人生の目的であろう。
「生き抜く」ことを自ら放棄する事は、自らの人生を否定する事に他ならない。
他人に対する影響の大きい人ほど、生き抜く必要がある。
「人生は苦なり」と御釈迦様は言われた。
誰もが苦しい人生を生き抜いている。
高名な学者が自殺したのでは、学問の意味そのものが問われる事になるだろう。
優れた業績を残した人だけに、残念でならない。
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