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2018年06月20日16:05

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大学が滅ぶ日

少し前に「悪質タックル事件」が発覚したころに
本題とは脱線しているが、と前置きした上で
田中理事長とその取り巻きが日大を食い物にしていて
その首魁は
「(理事長の)奥様とそれに取り入っているアメフト部コーチ、その姉が経営している広告代理店」
と指摘した。

僕自身がその代理店に出入りして
色々と「被害」を被ったクチであり
その時に日大ってそういうものなのか、と知った個人的な経験によるものである。

その時も思ったが、教育機関である大学を舞台とした
大人たちの甘い汁吸い取り合戦は実に汚れていて
その代理店とは関わりたくない!と宣言した事で
会社から睨まれる事になった。

今回の事件の本題は
内田前監督と井上コーチらによる宮川君への追い込みが
悪質タックルを生み、関学選手に怪我をさせた、という
比較的シンプルな出来事であるにも関わらず
「大学経営のガバナンスだ、コンプライアンスだ」にまで話が脱線しているのは
僕個人がその悪質性をある程度認識していても
度を越しているように思う。

そのような悪質な「経営者」が居る学校に
好き好んで進学しようという人が劇的に減ってしまうであろう事実と
本当はそこまで居心地の悪い学校ではない事実と
本質から既に外れているからである。

しかし、「悪質タックル」自体は
競技を問わず存在していて、それは選手がプライドと意地を賭けて
闘う最中に繰り出されているものであり
監督から指示されて行う性質のものというのは少ない。
近い存在には、プロ野球などで起きる死球に対する報復行為くらいである。

監督はオーダーを組む権利を持っているので
選手個人はそこに歯向かえない
実力や人気の高い選手は出場を勝ち取る力を持っていたとしても
明白に集団の規律を乱せば
監督は「選手を外す」権利は持っている。

だから、監督から無言の圧力として
悪質行為の指示が出るという事は
現実には有り得るのである。

今回批判されるのは、それと同質の事が
学生と監督、というもっと力関係が強く働く関係性で
しかも大義名分として「教育の一環として」行われているところで
勝利至上主義だったとしても勝利とは結び付かない加害行為を
そして同じ競技者として理解されない次元の行為が起きた事なのである。

教職員たちが今回を機にクーデターを起こそうが
どうしようが僕は興味ないが
理事長と対峙しようというのなら面白そうなんだけどな
学外にこの問題を持ち出さずに
身内で浄化できるだけの腕力が組合にはないという事を
今回は示しているわけで、何となく気の毒でもある。


このまま引っ張ったり騒いだりすればするほど
学生も困る筈なので、早期決着が望まれる。

日大教職員組合がアメフト部部長に要望書/原文まま
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5164125
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