9月21日(金) 〔第976回 日記開始から4308日目〕
この時期、街中の店頭にはハロウィンのアイテムが主流になりつつあるが、
日本古来のイベントとして彼岸がある。
秋分の日を中日として前後3日間を彼岸と言う。
彼岸とはポスターにもあるとおり「彼(か)の岸」と言う意味で向こう岸、
つまり三途の川を挟んだ向こう側の意味と解釈できる。
向こう側と言うのは悟りの世界=仏様の世界と言う意味。
彼岸とは此岸(しがん)の対義語であり仏教用語ではない。
ちなみに此岸がこちら側、彼岸は向こう側を指す。
恥ずかしながら今の今まで此岸という言葉をおれは知らなかった(>_<)
前述したとおり彼岸とは中日を挟んだ7日間。
仏教では7と言うのは特別な数字であり、葬式後の初法要は初七日、
次に一般的な法要は四十九日だが、これも7×7である。
仏教には輪廻転生の考えがあり、人は六道の生まれ変わりを繰り返す(天道.人道.修羅道.
畜生道.餓鬼道.地獄道)が、これを脱す=解脱すること=悟りを開くのが7番目と言うことから
7と言う数字が特別であると言われる。
ただ、7と言うのは一週間の基本の数字でもあるしラッキー7もあるから洋の東西を
問わず、昔から人に対して特別な数字であると思う。
彼岸に戻って言えば、お彼岸にお墓参りをするのは日本独自の風習だそうだ。
ヒガンバナ
今回はウンチクの日記でした。
本日は以上。
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